2016年に公開されたスノーデンという映画を見ました。
エドワード・スノーデンという人物についての映画です。
2013年彼は、アメリカ政府が個人のメールやその他インターネット上のあらゆる情報を監視していると告発しました。当時彼は29歳でした。
現在彼はロシアに亡命、アメリカに帰ることが出来ません。
全てを捨ててでも、アメリカという国が行っている、許されるべきでない行為を世間に知らせたかった。愛国者ゆえの告発でした。
映画を見て彼にすごく感銘を受け、彼のインタビュー、彼の記事をサーチしました。
話は変わって、私は坂本竜馬が大好きです。
あの、情報の限られた閉鎖された時代に、周りの意見を尊重し、とても柔軟な考え方が出来た素晴らしい人物だと思っています。国のために何が一番大切か、何を信念として生きていくべきかをしっかり理解していた人物だと思います。(といっても私の竜馬像は司馬遼太郎の書く竜馬がベースになっていますが)
だから私は彼をずっと尊敬してきました。
今回、スノーデンという人物のことを調べていくうちに、彼にとても魅かれていきました。彼も竜馬と同じ。何が正しいのか、国は、自分はどうあるべきかをしっかり持っているすばらしい人物だと思いました。
しかも私よりもずっと若いのです。尊敬と同時に軽い嫉妬も感じます。
2020年に彼のロシア滞在ビザが切れるそうです。
いつか、彼が愛する女性と共に母国に帰ることが出来るようになることを祈るばかりです。
今自分が持っているものを失うことを恐れず、自分が正しいと思うことを貫く。
私もそんな風に生きていきたいです。