自分が娘のお弁当を作るようになって、母のお弁当をよく思い出します。
どんなに部活で朝早くても、母は必ずお弁当を作ってくれていました。
きちんと彩や栄養を考えて。
愛情表現がほとんどない母でしたが、母の握ったおにぎりのあのやさしい味は今でも覚えています。
子供を持つようになって、母の愛をあちらこちらで感じることがあります。
「大好き」なんて言われた記憶は全くないので、子供を持つまでは正直あまり感じることがありませんでした。
逆にさみしいと感じることもありました。
でも母は母なりに私を愛してくれていた。
そして、私も同じように娘に愛情を伝えていきたい。
そう思って、毎日おにぎりを握っています。
そんな気持ちを汲み取ってか、娘はおにぎりが大好きです。
これからも愛情いっぱいに娘を育てていきたいです。
もちろん、「愛してる」の言葉も一杯添えて。