カウンセリングに行って来て以来、私の頭の中をグルグル回る想い。
「あなたはよくやっている。あなたではなく彼がここに来るべきだ。あなたは何も悪くない。」
そしてその想いから押さえきれない彼への苛立ち。
「なぜ、カウンセリングに行こうとしないのか。」

家事は、掃除以外一通りしてくれる。朝だって私たちと一緒に起きて送り迎え。
娘を保育園に預けていることを除けば、主夫として、立派に仕事をこなしてくれている。
それなのに、お金を稼がないというだけで、ここまで苛立ちを覚えるのは、彼が男だから?
男は稼いでなんぼという頭がまだ私の中にあるのでしょうか。
もうすっかり諦めたと思っていた彼の仕事に対する希望。カウンセリングを通してそれを掘り起こされたような気がして胸がすごくざわつきます。