「海鮮酒房りょう 元祖店」を後にして、次に訪れたのがたつの市河原町にある「菓子と珈琲 朔(さく)」さん。
「菓子と珈琲 朔(さく)」さんは明治時代に建てられた古民家を利用したカフェとの事。
因みに姫路市野里にある「とんかつ 朔」とは関係ありません。(^^ゞ
龍野橋西詰を過ぎて最初の四つ角を左折、道なりに約300m進むと右手にお店が見えてきました。
門を潜り、奥の入口の引き戸をガラガラと開けて中に入ります。
中は古民家を改修したというより、そのままカフェとして使用している感じで、所々破れたり、傷んだ箇所が見られます。
土間で靴を脱いで上に上がると、二階の座敷席に案内されました。
年季の入った木の階段を上がって、座敷の入口近くのソファに座ります。
モーニングメニューの中にはカレーエッグモーニングなんかもありますが、前の店で頂いた内容と被るので、ここはトーストモーニングを注文。
ドリンクは朔ブレンドコーヒーを選択しました。
まず最初にスープが着膳。
きのことなすが入ったスープで、味噌汁に近い感じです。
その後、10分ほどしてドリンクと一緒にメインの料理が運ばれてきました。
トーストモーニング(税込み:ホットコーヒー代500円+250円=750円)
料理の内訳はドリンク、ハーフトースト、サラダ、玉子焼き、野菜小鉢、ヨーグルト、スープ、シュークリーム、果物。
朔ブレンドコーヒーはコクがあり、苦みの中に少し酸味が感じられます。
自家製パンを使ったバタートーストはハーフサイズとの事ですが、厚みが普通のトーストの倍くらいあるので、実質トースト1枚くらいのボリュームはあります。
玉子焼きと野菜小鉢(人参のごま和え)
玉子焼きはふわとろですね。(^O^)/
そして、何といってもメニューの中で最も特長的なのが自家製のシュークリーム。
モーニングで手作りのシュークリームが付いてくるメニューはなかなか、お目にかかれません。
自家製のカスタードクリームは口に残らない甘さが特長的で、果糖を使っているのかな。
モーニングと言うと、どの店も内容が似たり寄ったりの感がありますが、そこに何か一つでも他店にないメニューが加われば、それがお店の個性になると思います。
そういう店毎の違いを見い出すのもカフェ巡りの楽しさじゃないですかね。
古民家の中で美味しいモーニングを頂きながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
座敷を挟んで反対側の席にいらっしゃるお客さんなんか、食事後、丸テーブルを横にどけてソファーを合わせて足を乗せ、寝そべりながら本を読んでいました。
おっさん、ちょっと、くつろぎ過ぎちゃう?(笑)
うーむ、龍野のカフェのモーニングは奥が深いです・・・。