「大同海産 ほりいち」を後にして、約3km歩いてJR東加古川駅に戻り、JR宝殿駅に移動します。

当日は朝ご飯抜きだったので、2回目の昼食として宝殿駅前の大衆食堂「うどん・そば処 なにわや」さんを訪れました。

 

 

大正時代に先々代が大阪で店を創業、先代の時にこの地に移転され、現店主が店を受け継いで50年になるとの事です。

姫路で言えば、かどや食堂さんのような老舗の大衆食堂といった感じですかね。

この店はかつ丼が名物のようです。(^O^)/

 

 

安っ、吸物付きで600円か・・・。

普段、かつ丼は重要なたんぱく質補給源であり、ライフラインの一部でもあるので、磁石に吸い寄せられる砂鉄の様に引き寄せられ入店。

店内はテーブル席が一卓とカウンター席が5席のみで、こじんまりしています。

 

 

かつ丼と共に、てん丼も人気のようです。

丼、定食メニューが充実しており、うどんとセットになったメニューもあります。

時刻は13時半過ぎで、店内にはお客さんの姿は見えません。

店主は一通り昼のお客さんが終わって店の奥で休んではるのか、厨房には誰もいません。

そうこうするうちに、愛想の良さそうな店主が店の奥から出てきて「いらっしゃい。」

いつもの様にカウンター席の端っこに座り、お目当てのかつ丼を注文。

かつ丼だけでは申し訳ないので、缶ビールもついでに頂きました。

暫くすると、厨房からカツを油で揚げるいい音が聞こえてきました。

約10分後、料理が着丼。

 

 

 

ご飯の上に揚げ立てのカツが並び、その上にトロトロのとじ玉子が掛かっています。

卵がもう1個あれば、ビジュアル的には言う事ありませんが。(一応、600円やで。)

とじ玉子は甘辛い味付けで、味のメリハリがはっきりしていて結構好みです。

 

 

カツは厚さ4mmくらいの薄めのロース肉ですが、揚げ立てなので衣がパリっとして食べ易いです。

 

 

お吸物は具沢山で、昆布出汁を効かせた少し甘めのつゆを柚子の風味が引き締めて、さっぱりとした味わいになっています。

かつ丼チェーン店ではかつ丼単独で500円くらいのメニューはありますが、汁物が付いて600円は、なかなかお目にかかれません。

「なにわや」さん、頑張ってはりますなー。