沼島灯台を後にして、”沼島のシンボル”と言うべき「上立神岩」へ。
地図上のF地点にある案内表示
程なく、「上立神岩」の絶景ポイントに到達。
イザナギ命とイザナミ命の二神が天沼矛(あめのぬぼこ)で混沌とした海原をかき回し、引き上げた矛の先から、落ちた雫が固まってできたのがオノコロ島。
このオノコロ島の天の御柱の周囲でイザナギ命とイザナミ命が夫婦の契りを結び、国生みをされました。
この夫婦の契りを結んだ天の御柱が「上立神岩」と言われています。
「上立神岩」は二神が海原をかき回すのに使った天沼矛(あめのぬぼこ)の先端のモデルであるとする説もあるようです。
「上立神岩」の反対側にある「アミダバエ」と「平バエ」(奥側)
「上立神岩」撮影後、沼島小中学校の横を通って沼島ターミナルセンターに戻る。
沼島ターミナルセンターの待合室には奇岩「さや状褶曲」の実物が展示されていた。
「さや状褶曲」は沼島北端の黒崎海岸で発見された同心円状の珍しい岩石で、約1億年前の地球内部の深い場所で複雑な力により生まれたとされています。
1億年前の地球のシワを記録する貴重な岩石として、兵庫県指定文化財に指定されています。
2021年9月25日と10月2日に放送されたNHKの「ブラタモリ」でも採り上げられました。