賀露港・市場食堂を出て鳥取港の灯台巡りに出掛ける頃には、一層雲が厚くなり、日差しがなくなってきた。

 

 

賀露港・市場食堂の裏の筋を抜けて、鳥取港(賀露港)の岸壁に出る。

鳥ヶ島の岩礁に建つ鳥取港灯台に続く防波堤の付け根(場所①)を目指し、岸壁に沿って歩みを進める。

水曜日なので、漁港の市場は休みであり、周辺は閑散としていた。

途中、防波堤越しに鳥取港灯台を撮影。

 

 

この位置からは鳥取港灯台に併設された鳥ヶ島西方照射灯が確認できた。

防波堤付け根に近づくにつれ、何やら新しい構造物が・・・。

 

 

 

こ、これは『決して崩れないジェリコの壁!』ゲロー

先人の灯台訪問者の報告では手前の立入禁止の柵は以前よりあったようだが、その奥にくぐり戸の付いた新たな壁が設置され、くぐり戸には鍵が掛かっていた。

不埒な灯台訪問者を撃退するための壁か?(笑)

近くの説明書きから推察すると、周辺一帯の沿岸には漁業権が設定されており、不埒な密漁者を撃退するための壁らしい。

と言う事で、もう少し近くから鳥取港灯台を撮影出来そうな「みなと公園」の西端(場所②)に移動する。

場所②からは、防波堤と波消しブロック越しに鳥取港灯台と灯台に続く階段が確認できた。

 

 

        鳥取港第1防波堤東灯台(赤塔)と鳥取港第2防波堤灯台(白塔)

 

海岸に沿って公園の中を東に進み、鳥ヶ島全体がよく見える場所から鳥取港灯台を撮影。

 

 

 

更に進むと、何やら灯台らしきモニュメントを発見!(☆印の場所)

 

 

防波堤灯台の様な扉も付いており、ほとんど灯台である。びっくり

塔頂部には灯器も付いているようだ。

 

 

 

この灯台もどきを設計した株式会社ゼニライトブイ(大阪の会社らしい)は灯浮標、標識灯、海洋機器、海洋産業資材の販売、並びに開発、設計、技術コンサルタントを行っており、ホームページの商品紹介にはGRP製灯台として記載されていた。

もちろん正式な航路標識には登録されていないが、ある意味、港の外灯代わりといった所か・・・。