実質的な上りは地図上の場所当たりまでで、これ以降は急斜面の下り道が続く山道となる。

 

 

左側に張られたロープを掴みながら、傾斜の大きい箇所は体を横にして慎重に下りてゆく。

先人の報告ではこの灯台までのロープは先のブランコを作られた方が張られたようだ。

 

 

 

ここから、少し上り道になる。やっと下り道は終わりか・・・。

 

 

甘かった!更にその先に下り道が続いていた。

 

 

 

ロープ伝いに下っていくと、やがて土道に変わった。

 

 

その後、傾斜が緩やかな普通の山道に変わる。

 

 

左手に潮場ノ鼻灯台の頭が見えた。灯台まではもう直ぐだ。

 

 

地図上の標高121m地点の手前で下り道は終わりとなり、少し上がると目の前に金属製の梯子が見えてきた。

 

 

梯子を上ると目の前に大岩が現れ、その先に潮場ノ鼻灯台の姿が飛び込んできた。

 

 

渡辺商店の入り口から写真を撮影しながら、灯台まで約50分の道程でした。

 

            大岩の左側に見える標高100mを超える断崖の入り江

 

 

 

大岩の右側に回り込んで、灯台と懐かしの相島を写真に収める。

 

 

日本海を背景に灯台に陽が当たり、遠くに相島が見え、空にはええ感じの雲がたなびいている。

今回、潮場ノ鼻灯台を訪問した甲斐がありました。

そして、潮場ノ鼻灯台根元到達の責務を全うする(^^ゞべく、大岩の右側に設置された階段を下りて灯台に近づいてゆく。

灯台周辺は木立に囲まれ、海は見えない。

また、灯台前側以外に撮影スペースもほとんどなかった。

 

 

 

 

潮場ノ鼻灯台は初点昭和27年以来、改築はされていないようだ。

初点標識の彫文字がそれほど風化していないのは、驚くべき事である。

潮場の鼻に近くには仏岩があり、上から見ると唯の丸い岩にしか見えないが、海側から見ると・・・。

 

           青海島観光遊覧船から見た仏岩(2016年11月撮影)

 

なまんだぶ、なまんだぶ。(-_-)

 

        青海島観光遊覧船から見た潮場ノ鼻灯台(2016年11月撮影) 

 

潮場ノ鼻灯台に滞在する事約30分で灯台を後にして、来た道を引き返す。

行きの下り道は帰りは上り道になったが、張られたロープが助けになり、結局、渡辺商店横の入り口まで約30分で戻って来た。