本日は6年前の夏に訪れた兵庫県南淡路市沼島の思い出を振り返ってみたい。

沼島は淡路島南東部約4kmの海上に浮かぶ、くにうみ神話が残る周囲約10kmの小さな島である。

大阪から公共交通機関を使って沼島への定期船が出ている淡路島土生港に行く場合、三宮BTから高速バスで洲本BTに移動し、洲本コミュニティバスに乗り換えるルートが最も早いが、当日は深く考えずに道の駅陸の港西淡を経由するルートで移動した。(待ち時間を含めて、約1時間30分ほど余分にかかるらしい。💦)

 

                    陸の港西淡にある時計台

 

                 南あわじ市コミュニティバス乗り場

 

 

陸の港西淡から沼島汽船乗り場までは約50分であるが、当日は道路事情により遅れ、予定していた乗船時間ぎりぎりに沼島汽船乗り場に到着した。

 

 

取り敢えず急いで定期船に乗船し、船内で乗船料金を払う。

以下は沼島から戻り、撮影した写真である。

 

                  定期船待合所内の沼島案内図

 

 

                  沼島~淡路島土生定期船乗り場

 

                   淡路島土生港から見た沼島

 

定期船に乗る事、約10分で沼島港に到着。

 

                       沼島漁港風景

 

沼島灯台までは案内図の観音堂を通るルート(黄色ルート)が最も近いが、当時は灯台巡りよりも海の景色を撮る事に重きを置いていたので、島の北側を回るルート(青色ルート)を選択した。

沼島の遊歩道は主に尾根の稜線に沿っており、海側は繁った木立に遮られて見通しが悪く、海岸に下りる道もほとんどないようだ。💧

 

                   途中、遊歩道から見た淡路島

 

取り敢えず、道なりに進んで沼島灯台前に到着。

夏場であるためか、沼島灯台周辺は繁った木立に囲まれ、ほとんど撮影スペースがなかった。

 

 

 

その後、沼島で最も有名な海の景勝地である上立神岩を目指す。

 

 

 

 

 

 

上立神岩の中央部には♡形のくぼみがあり、どうも恋愛成就のパワースポットになっているらしい。

 

       上立神岩の反対側にあるアミダバエ(別名カブト岩)と平バエ(遠方奥)

 

 

当日、上立神岩周辺では多くのツアーの観光客を見かけた。

バスの集合時間になり、観光客が引き上げていく。

引き上げる観光客を尻目に一人、上立神岩周辺の写真を撮影していると、後ろから添乗員らしき方に声を掛けられた。

「バスの集合時間ですよ。」

どうやら、ツアー客と間違われたようだ・・・。(笑)

その後、沼島小中学校前を経由して沼島港に戻り、帰りの定期船に乗船する。

 

 

夕方、淡路島土生港で帰りのバス便を待っていると、沼島灯台が点灯し始めた。

灯質は単閃白光であるが、灯台の灯りがタマネギの様に少し黄色く感じられたのは、土地柄でもあろうか。