若狭高浜港島堤灯台を撮影した後、時間があったので若狭和田漁港(若狭和田マリーナ)の防波堤灯台訪問を試みる。
城山公園から砂浜に沿って約3km先の和田港を目指す。
鳥居浜海水浴場の防砂ネットと風紋
鳥居浜海水浴場と若狭白浜海水浴場の間に架かる「なぎさはし」
和田港方面と若狭和田ビーチ
若狭和田ビーチは2016年、アジアで初めてブルーフラッグの国際環境認証を取得したビーチらしい。(その後、毎年更新)
ブルーフラッグを取得するためには、主に4つのカテゴリー(水質、環境教育と情報、環境管理、安全)において設定された33の基準を達成する必要があるとの事。(ビーチに関するISO14000みたいなものですかね?)
これまで日本国内でブルーフラッグの認証を取得したビーチは4ヶ所しかないそうだ。
・福井県高浜町若狭和田海水浴場
・神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海水浴場
・千葉県山武市本須賀海水浴場
・兵庫県神戸市須磨海水浴場
和田港に向かう途中、海岸縁にある案内板で帰りのJR若狭和田駅の位置を確認。
やがて和田漁港の和田港北防波堤灯台が建つ防波堤の付け根に到達。
港湾内は新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、立入を遠慮してくださいとの表示を発見する。
これまで(漁業)関係者以外立入禁止の表示は見た事があるが、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、立入が憚られるケースは初めてである。
新型コロナウィルス感染が拡大するほど、港湾内に釣り人が密集する可能性があるためであろうか・・・。
最近、防波堤付近で見かけた釣り人の皆さんは、ちゃんとマスクをしながらマナーを守って釣りをされていらっしゃるのだが・・・。
取り敢えず、和田港北防波堤灯台の根元到達は断念し、防波堤付け根から撮影してみた。
灯台まで距離があり、日差しが弱いため、画像のコントラストがイマイチである。
近くの葉積島(はせぎじま)を背景に撮ってみる。
もうちょっと違う角度から撮影してみたかったので、愛宕神社の山頂に移動する。💦
山頂にある愛宕神社に続く参道の石段
山頂の愛宕神社付近から撮影した和田港北防波堤灯台
若狭和田マリーナにはもう1基、赤灯台の和田港マリーナ第一防波堤灯台が建っているが、若狭和田マリーナに入場するためには、管理事務所に用件を届ける必要があるらしい。
と言う事で、和田港マリーナ第一防波堤灯台の根元到達も断念し、こちらの灯台も山頂の愛宕神社付近からの撮影を試みたが、より東側にある和田港マリーナ第一防波堤灯台は周辺の木々に邪魔されて見えなかった。
若狭和田ビーチの案内板を確認すると、愛宕神社の麓にある新宮神社の横から、展望台がある安土山公園への道が続いているらしいので、ダメ元で行ってみた。
道中、北東部の海側が開けた場所があり、和田港マリーナ第一防波堤灯台を見渡す事ができた。
右側は鯨供養のお墓
和田港マリーナ第一防波堤灯台
その後、道なりに進み、山頂の安土山公園展望所に辿り着いたが、展望所周囲は木々に囲まれていた。
麓に下りてくる途中、左手に見えた木造の小さな展望所から若狭和田海水浴場方面を撮影。
もう少し天気が良ければ、今日一番の絶景が見れたかもしれない。
2020年度はコロナ禍で若狭和田ビーチを含む高浜町周辺の8つの海水浴場は閉鎖されていたが、今年はどうなるのだろう。
これで本日の灯台巡りのミッションを全て終了し、JR若狭和田駅から大阪への帰途に着いた。