本日は2年前の2月末に訪問した島根県益田市の魚待ノ鼻に建つ魚待鼻(うおまちはな)灯台の写真を再アップしてみたい。
前日は浜田市内に宿泊し、翌朝、山陰本線JR鎌手駅から約1.8km離れた所にある魚待鼻灯台を訪問した。
ホームから地下道を潜って、駅の北側に出る。
県道に沿って西に進むと、突き当りにT字路が見えてきた。
T字路を右折し更に進むと、用水路に架かる小さな橋に差し掛かる。
灯台までの行程は、なだらかな山道が続いていた。
小さな橋の入口から約10分で、灯台に続く道の分岐点に到着する。
左側の道を進み、分岐点から歩く事約6分、右手に魚待鼻灯台が見えてきた。
灯台前の岩場では数人の釣り人を見かけた。
須佐高山(奥右端の小高い山)方面の海岸
高島方面の海岸
高島の山頂には高島灯台が建っている。
高島灯台(昭和41年3月初点)
高島灯台は昭和41年の初点であるが、灯台の冠蓋は明治期の灯台の様に真ん丸で、上部には東西南北を示す風見鶏が設置されているらしい。(灯台コソコソ話)
高島は昭和50年に全島民が本土に移住して、現在は無人島になっている。
東側の鎌手海岸方面
魚待鼻灯台と竹島は、ほぼ同じ経度(東経)にあるようだ。
距離としては276km離れているので、お互い見る事はできないが。
一旦、分岐点まで戻り、唐音東の砦跡方面から灯台を撮影。
魚待鼻灯台より、一旦鎌手駅前まで戻る。
魚待ノ鼻の近くには国の天然記念物である「唐音の蛇岩」と、この時期花を咲かせる水仙が植えられた「唐音水仙公園」があるらしいので、立ち寄ってみた。
駐車場前の展望台から撮影した唐音の蛇岩がある岬方面
説明板の奥には、石見神楽に出てくるオロチの蛇腹のような唐音の蛇岩が横たわっていた。
唐音の蛇岩は海まで続き、その先は対岸の岩場まで繋がっているようだ。
魚待鼻灯台(奥側)と唐音の蛇岩
島根の春はもうそこまで来ている・・・。