1/20に明石港の防波堤灯台を巡った後、ついでのついでと言う事でJR須磨海浜公園駅で降車し、旧和田岬灯台を訪問した。
JR須磨海浜公園駅からは約700m、天神橋東詰交差点を海浜公園側に進むと、シーパル須磨(国民宿舎)の横に旧和田岬灯台が見えてきた。
旧和田岬灯台(初代)はイギリス人灯台技師H.ブラントンの設計の下、明治4年に神戸市兵庫区の和田岬に平面八角形・白色の木造洋式灯台として建てられた。
その後、耐久性・防火性向上のため、明治17年に現存する平面六角形・鉄造の灯台(二代目)に改築されたとの事。
この二代目旧和田岬灯台は現存する日本最古の鉄造灯台である。
昭和38年に廃灯となり、翌年、現在地の須磨海浜公園内に移築され、平成10年に国の登録有形文化財に登録されている。
因みに明治17年に鉄造灯台に改築された直後は、まだ白色の灯台だったようだ。
現在の赤色になったのは大正3年との事。(大正コソコソ話(笑))
解読(笑)すると、「明治五年一月二九日初点燈於舊臺一七年三月一日再点燈於新臺」と書いてあるらしい。
レンズはイギリス製(1870年製造)で、初代灯台のレンズが破損しながらも残っています。
旧和田岬灯台を後にして、海浜公園内を須磨ヨットハーバーの方に歩みを進める。
須磨ヨットハーバー近くの砂浜から撮影した神戸須磨西防波堤灯台
更に市営若宮住宅の横を通り、防波堤先端から神戸須磨南防波堤灯台を撮影してみた。
神戸須磨南防波堤灯台
初点プレートがギリギリ読めん。💧