現在、梅雨の真っ只中であり、今週末から来週にかけて、雨模様の日々が続くらしい。

暫くは灯台を訪問する事はなさそうだ・・・。

と言う事で、今日は2年前に訪問した高知県宿毛市の土佐沖ノ島灯台の写真を再アップしてみたい。

 

                    土佐くろしお鉄道宿毛駅

 

島に滞在したのは実質7時間のみであるが、宿毛市営定期船第一便(朝7:00出航)に乗船するため、片島港周辺で前泊した。

当日、早めに宿泊先のホテルを出て、定期船乗り場に急ぐ。

 

 

  宿毛市営定期船航路(沖の島航路)の片島乗船切符売り場がある宿毛市観光センター

 

 

乗船切符は出発の1時間前(6:00)から販売しているようだ。

早速、乗船名簿に記入し、沖の島までの往路切符を購入する。

観光センター奥の桟橋には、既に定期船が停泊していた。

 

                      市営定期船「すくも」

 

         宿毛と九州の佐伯を結ぶ宿毛佐伯航路(宿毛フェリー)の乗り場

 

隣の桟橋には海上保安庁の巡視艇「あらせ」が停泊していた。

近くにガブリ寄って(^^ゞ、「あらせ」を撮影。

 

 

出航時間になり、いざ、土佐沖の島(以下、沖の島と呼ぶ)へ出発!

 

 

高知県宿毛市の南西沖に位置する沖の島は、片島より約24km離れており、鵜来島と共に高知県唯一の有人離島である。

沖の島までは定期船で約1時間20分掛かり、途中、鵜来島に立ち寄る。

 

                         鵜来島港

 

 

                        鵜来島遠景

 

鵜来島を出港し、定期船は進んでいく。

やがて左舷に沖の島の島影が見えてきた。

 

 

右舷方向には姫島と三の瀬島が見えてくる。

 

                   三の瀬島(左側)と姫島(右側)

 

 

姫島は女性が仰向けに寝そべった(喉仏あるけど・・・)面白い形をしている。

船は沖の島中部の白岩岬の西側を通り、間もなく沖の島南部の弘瀬港に入港した。

 

                          白岩岬

 

 

              弘瀬港の傍に設置されていた沖の島観光マップ

 

土佐沖ノ島灯台は弘瀬港から歩いて約1.5km、沖の島南端櫛ヶ鼻の標高170mの場所にある。

久々の『海登り』だ。

弘瀬港から、妹背山(標高404m)を中心に島の2/3を走る高知県道358号線に沿って櫛ヶ鼻方面へ。

途中、振り返って弘瀬港方面を撮影。

 

 

                     灯台がある櫛ヶ鼻方面

 

                      灯台への側道入口

 

暫く進むと、展望が開けた場所に出た。

 

                      弘瀬港方面の眺望

 

これ以降、山道となり、周辺の海はほとんど見えなくなった。

 

                     灯台までのほぼ中間地点

 

            灯台まであと100mの所にあるコンクリートの登り坂

 

歩く事約40分で、土佐沖ノ島灯台の正門前に到着。

正門は茂った木々に覆われており、ほとんど灯台の下部しか見えない。

正門横の海側に少し下がった所から灯台を撮影。

 

 

正門の左側には別の門があり、扉は開いていた。

 

 

中に入り、初点プレートを撮影する。

 

 

灯台敷地内は広々としていたが、雑草が伸び、ほとんど手入れがされていない様だ。

 

 

 

 

 

灯台の目とも言うべき灯器はフレネルレンズであった。(^O^)/

燈光会の案内板も何もないが、灯台自体は立派な灯台である。

土佐沖ノ島灯台最大の特長としては、点検板(?)が非対称な楕円形をしている点である。

以前某ブログで六島灯台のポッコン(笑)の事が採り上げられていたが、同じく副灯を設置する目的でそういう形になったのであろう。

最後に灯台正門前から、唯一海側の景色が望めたので撮影。

 

                 土佐沖ノ島灯台から見た弘瀬港方面