本日は3年前に訪問した、広島県福山市にある沼隈半島南端の阿伏兎岬に建つ阿伏兎灯台を紹介してみたい。
最寄りの駅であるJR松永駅に到着し、南口にある阿伏兎・鞆車庫行バス停に移動する。
バスに揺られる事約35分で阿伏兎観音のバス停に到着。
バス停の近くには観光案内板が設置されていた。
バス停に到着する前に見つけた阿伏兎山林自然公園の遊歩道北口から入り、阿伏兎灯台を目指す。
情報では約10分くらいで灯台に辿り着けるようだ。
かなり急な山道が続いており、途中、遊歩道の展望が開けた場所から周辺の景色を撮影する。
遠くに見える内海大橋
横島~田島方面
道なりに進むと、とうとう山頂付近に達した。
ここまで既に20分・・・、何か、おかしい?
山頂には阿伏兎公園内の遊歩道案内板があり、阿伏兎灯台は遊歩道西側の入口に近い所にあるようだ。
案内に沿って進むと休憩所が見えてきた。
ここで西側入口から登ってきた人に阿伏兎灯台の場所について聞いてみたが、知らないとの返事。💧
と言う事は、更に進めば遊歩道の左側に灯台の入口が見えるはず・・・。
灯台への横道発見(^O^)/
繁みの中を約20m歩くと、阿伏兎灯台が姿を現した。
阿伏兎灯台を撮影した後、そのまま道なりに進むと当初の予定通り、約10分で遊歩道西口に出た。
灯台に続く遊歩道の分岐点(右側直進)
こちらが灯台まで最短ルートの遊歩道西口
北口から入ったために、かなり遠回りした恰好になったが、逆に山頂付近からの雄大な風景も撮影できたので良しとするか・・・。
遊歩道西口から海岸沿いに岬方向に約200m歩くと、阿伏兎観音がある磐台寺が見えてきた。
阿伏兎観音は海にせり出した岬の先端に造られており、その特徴的な景観から安藤広重の浮世絵でも紹介されている国の重要文化財である。
社務所で拝観料100円を払い、境内に入る。
奥側に見える朱塗りの階段入口から観音堂に入る。
観音堂の狭い回廊を通って観音堂の先端に行き、周辺の景色を撮影。
観音堂直下の岩場を覗き込んで撮影(*_*;
本堂の中を覗くと、おっぱいがいっぱい!(*^^*)
賽銭箱の横には参拝者の「おっぱい絵馬」が沢山置かれていた。
阿伏兎観音は子授け・安産・子育ての祈願所として知られているが、元々は授乳時に母乳が沢山出るように祈願したのが始まりらしい。
本堂を後にして、海岸に続く階段を下りる。
安藤広重の浮世絵のモチーフになった海側から見た阿伏兎観音
うーむ、厳島神社を始め、広島県の海には朱塗りの建物が似合っているようだ。
海岸沿いの灯篭付近から撮影した鞆の浦方面