恵曇港北沖防波堤灯台を後にして、一旦手結方面への分岐点まで戻る。
次の目的地は鹿島町手結の犬堀鼻に建つ恵曇灯台だ。
恵曇小学校の傍を通って、道なりに進んでゆく。
最終的に細い路地を通った、漁港近くの民家の突き当りに恵曇灯台への入口があった。
緩やかな坂を上ると、目の前に畑が見えてきた。
電柱の奥に見える金属製の階段の支柱まで、生い茂る草むらを踏みしめながら進んでゆく。
ここから約5分ほど階段を上った先に恵曇灯台が見えてきた。
「灯台の写真を撮っていいかな~。」
『え~とも!』(笑)
灯台前の階段を下りてゆき、早速、写真撮影開始。
この日は朝方曇りがちであったが、恵曇灯台に到着した10時頃には晴れ間が広がっていた。
恵曇灯台の特徴は灯台の周囲を取り巻く螺旋階段にある。
小型灯台で螺旋階段を有する灯台は、私が知る限り、蒲生田岬灯台くらいか。
蒲生田岬灯台
結構、『レアもの』で『渋い』造りの灯台である。
恵曇灯台で約1時間滞在後、元来た道を引き返し、恵曇連絡所12:00発の一畑バスで恵曇を後にした。