今岬灯台をいつ訪問するのか?
今でしょ!(*^^*)と言う事で、1/5は今岬灯台訪問を試みた。
前日宿泊したホテルを朝早くチェックアウトし、長門市駅から一駅隣の黄波戸(きわど)駅(注:朝日放送土曜日の朝早い番組ではありません。)に移動。
黄波戸駅前から北に約4km離れた、灯台入口がある茅刈の集落を目指す。
舗装された道路に沿って歩く事約1時間で茅刈の集落に到着。
早速、民家の横の入口から下りが続く山道に入る。

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この時、まだこのルートが灯台に続く道ではなく、今岬海岸に出る別ルートとは知る由もなかった。(゚Д゚;)
進むに連れて下りの勾配が急になり、そこかしこにロープが張られている。

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おまけに前日雨が降ったため、山道は少しぬかるんでいた。
滑らないように苦労して歩みを進める割には今岬に近づく気配はなく、やがて海岸が近くなり、ルートが間違っている事に気付いた。
(おいおい、もう少し早く気付けよ・・・。)
後で調べた所、このルートは距離数100mで高低差約150mを上り下りする言わば登山道である事が分かった。
急いで元来た道を引き返し、民家横の入口に戻る。💦
再度辺りを見回すと、先程のルートの入口の左側の民家の傍に別の入口を発見。
ここまでで、かなり時間と体力を消耗していたが、再度、下りが続く山道に入る。
お墓の横を過ぎて、目印である保安林の立て札(倒れていたが)を発見。

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左側の道を進むと、暫くして瓦のような石が転がる急な下り道に差し掛かった。
灯台へ続く道に間違いない事を確信したが、この時点で疲労はピークに達していた。
日差しがない分、山中は肌寒く、吹き出した汗が余計に体温を奪っていく。
前日の川尻岬灯台訪問+ルート間違いの疲れに加えて、当日は朝食抜きでおまけにペットボトルの水さえ持参していなかった。
灯台までは、まだ数100mの道程がある。
このまま進んでも、帰りの上り道を引き返す体力はおそらく残っていないであろう。
『迷ったら行くな。次があるさ。』の金言が脳裏に浮かんだ。
現在置かれている状況を考え、今回は引き返す事にした。
13時過ぎにヘトヘトになって黄波戸駅に戻る。
本日の主目的であったAプランの今岬灯台訪問が×になったので、Bプランである元乃隅稲成神社訪問に切り替えたが、13時~14時台は長門古市方面の列車便がないようだ・・・。
ここで一瞬『眠りの小五郎』が舞い降りた。(*^^*)
前日久津から古市駅を通って、長門市駅までバスで帰る途中に、黄波戸駅入口のバス停を通過した事を思い出した。
急いで黄波戸海岸に出て辺りを見回すと、黄波戸駅入口のバス停を発見。
13:45発の古市駅行きバスがある事を確認する。(^O^)/
かくして大きな時間のロス無しに長門古市駅に移動し、タクシーに乗り換えて約15分後、元乃隅稲成神社に到着。
タクシーの運転手の話では、狭い場所なので30~40分あれば、写真撮影とお参りは出来るとの事。

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       入口の大きな鳥居の傍から撮影した元乃隅稲成神社の赤鳥居

立ち並ぶ赤い鳥居と海の青さの対比が美しい。
立ち並ぶ鳥居を潜り、神社敷地内の岩場に移動する。

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            鳥居の隙間から撮影した西側の海岸

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          神社敷地内の岩場から撮影した東側の海岸風景

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                                    直下の岩場 

元乃隅稲成神社は高さ約5mの所に設置された賽銭箱がある大鳥居で有名であるが、悠長に賽銭を投げ入れる時間がなかったため、 初詣を兼ねて、別に設けられた拝殿で今回の旅の安全と無病息災を祈願した。

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          拝殿付近から撮影した元乃隅稲成神社の赤鳥居

15時には再び帰りのタクシーに乗り、今回の旅のミッションを完了した。