こんにちは! 塾長です。
今回は、危うく留年しそうになったお話をします。
海上保安大学校は学業面では、1年を通して3科目で欠点を出してしまうと自動的に留年します。ところが、訓練科目は1つでもクリアできない科目があると学業に問題はなくても留年になってしまうのです。我々学生の教育費や生活費は税金で賄われているので、このくらい厳しくて当然なのですが、事件は4年生の終わり、そろそろ卒業という時に起こりました…
4年生になると12月から3月頭まで乗船実習があり、実習が終わるとすぐ卒業式という怒濤の展開が待っています。事件が起きたのは年も明け、三ヶ日も過ぎた頃でした。
冬季休暇を終えて大学校に戻ってきた私。ちょうど乗船実習中の長期休暇明けだったので、私は大きな荷物を抱えたまま実習船に戻ってきました。
当直区画で帰船の手続きを済ませ、居住区へと向かいます。実習生の居住区は当直区画からさらに2階層下がったところにあります。巡視船にはエレベーターなどという便利なものは無いので、上り下りは階段を使わなければなりません。
フェリーのような旅客船の階段は一般乗客のために多少緩やかになっていますが、巡視船は居住性の考慮ゼロなので、階段がとにかく急‼︎ 次のステップが大人のスネぐらいの位置にあるので、昇るのがしんどい、降りるのが怖い。階段の下から上を見るとほぼ絶壁です。船で生活するなら足腰は丈夫でないといけませんね。
急な階段を大きな荷物を抱えて降りていく私……このあと起こる事、何となく想像つきます⁇
そうです!なんと‼︎
階段から落ちました‼︎
しかもほぼテッペンから‼︎
いや、何となく危ないかな〜とは思ったんです。ちょっとでも危ないと思ったやめとくべきですね。ほぼテッペンから転げ落ちまして、左手中指骨折‼︎
(骨折したことに気づかず他の実習生と一緒に2日間訓練していた話はまた今度!)
骨折‼︎ しかも乗船実習中に‼︎ 実習はまだ続くし、実習終わらせないと卒業できない‼︎
病院の先生に泣きつき、訓練部の教官に泣きつき、骨をボルトで固定し、ギプスでさらに固定してなんとか訓練を乗り切りました。
教官や同期にはもの凄く迷惑かけてしまって、本当に申し訳なかったと思います。
危ないと思ったことはしない!リスク管理はとっても大事だと学びました‼︎‼︎
灯台塾 塾長 吉原知里
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