2012年3月12日
スマートフォンの爆発的な普及で、若者を中心に光ファイバー通信回線などのブロードバンドから無線データ通信へのシフトが急速に進んでいるという。
自宅に固定回線を引かずに、スマホの高速通信を使ってパソコンでインターネットを利用する「テザリング 」という方法が若者の間で流行っているそうである。
http://www.infraexpert.com/study/wireless43.html
2011年度のフレッツ光の解約数は月間約10件にも昇り、3年前の約2倍に達する。
そのため、NTT東日本は「フレッツ光」の月額料金を3月から1割超引き下げる。
一方、無線通信のインフラはパンク寸前で、昨年から今年始めにはNTTドコモやKDDI(au)では大規模な通信障害が相次いで発生したことは記憶に新しい。
携帯電話の10倍もの通信帯域を使うスマホの通信容量は膨大なものと成る。
日本では有線電話網を整備するために膨大な設備投資を行った。
同じように、この10年間でNTT東西が光回線整備に投じたのは約3兆円に上る。
この国家的インフラが無用の長物になる日が来るのであろうか。
一方、中国や新興国では、最初から携帯電話が普及し、さらにスマホの登場でインターネットにも無線データ通信が普及する。
莫大なインフラ整備をすることなく、それに使ったであろう投資を製品やサービスに使うことができる。
技術の進歩は、後発組に有利に働いているように思える。
しかし、技術立国・日本の底力を信じたい。
~日経産業新聞 3月12日版 眼光氏背より一部引用~