2012年2月7日(火)


 『3人寄れば文殊の知恵』ということわざがある。


特別頭の良いものでなくても3人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶものだ、という意味である。


今日の会議では、正にこれを実演したように感じた。


以前から懸案の課題があり、どうしたらよいか悩んでいた。


議題が進み、ついにその課題の話になった。


3人ともこの課題になると表情が暗い。


いつもだと、いろいろとああでもない、こうでもない、と話しながらお開きの時間が来てしまうのが常であった。


が、今回は違った。


はじめは、いつもと同じように始ったのであるが、


話の流れから『キーワード』についての話がでた。


自分たちの今まで目指していたものは、常に「キーワード」を意識したとき、うまく前に進んできたことに改めて気付いた。


そこで、「キーワード」について考えてみた。


そうすると、3人から次々といろいろなキーワードがでてきた。


その中から1つのキーワードに話が集中し、そのキーワードを実現するためのアイディアが泉のごとく湧き出てきたのである。


あとから考えれば、これらのアイディアは、それぞれが既に考えていたものが出てきただけのことであることに気がついた。


こうして、会議は成果を上げ、久しぶりに爽快な気分になった。



しかし、なぜ今回の会議ではこんなに良い成果が上がったのであろうか。


いつもの会議と何が違うのか?


単に、3人集まって会議をしても、文殊の知恵になる場合とならない場合があるのである。


どこが違うのか?

そこで少し調べてみた。


そうすると、『ファシリテーション 』という言葉に行き着いた。


ファシリテーションとは、会議を円滑にし進めるための手法である。


いくつか上げると、


1.議題を分解して絞り込む--「何のための会議か」を共有する場を作る


2.会議以外の選択肢を考慮--         〃


3.中途半端な「まとめ」は禁物--遠慮せずに発言できる環境を整える


4.意見を「独り歩き」させる---          〃


5.発言シェアを「見える化」する--意見を整理して理解を共有する


6.怒り出した人を放置しない---         〃


7.入念に準備しつつその場任せ--言い尽くし、語りつくして結論を出す


8.過程も含めて「絵」で共有する--      〃


などである。


今回の会議では、このうち1、3、4、5、8の項目に該当すると思う。


今度は、ファシリテーションを意識した会議 を開いてみようと思う。