弊社では、KIA(神奈川県情報サービス産業協会)に入会しておりますが、今般、KIAが運営する【ハイブリッドクラウド研究会】に参加することにしました。
2010年11月10日に、この研究会の活動計画説明会が開かれました。
説明会の会場には、100名ほどの会員が聞き入っておりました。
1昨年ほど前から、この業界では【クラウド】のキーワードが飛びかっていますが、『クラウドって何?』と、キチンとした説明を聞きたくて参加しました。
この研究会の目的である『ハイブリッドクラウド構想』とは、まとめると以下のことです。
KIA会員各社の保有するアプリケーションソフトをKIAが提供するクラウド環境に登録し、各種の会員ビジネスを支援する。
また、自社のみではクラウドに対応できない会員企業に対応ノウハウを支援する。
説明では、クラウドといってもその幅が非常に広く、多種多様なので、ここでは、『クラウドビジネス』に注目して勉強会やセミナー、実際にクラウド運用されているインフラの見学会などが予定されています。
また、実際に業務アプリケーションをクラウド化した企業の事例を発表する予定とのこと。
第2部では、アクセンチュア社のシニア・マネージャーを講師として、「クラウド最新事情」として、最新のクラウドサービスについてのセミナーが開かれた。
ここで気になったのは以下の点であった。
1.パフォーマンスとセキュリティ
クラウド化すれば、パフォーマンスとセキュリティは保障されるかのような感覚があるが、どのベンダーも保証はしていない、とのこと。
たとえば、24時間365日稼働を歌っていても、実際には99.9%保障(年に数時間は止まる時間がある確立)であり、オプション契約により担保している。
また、セキュリティにしてもバックアップは利用者の自衛策の対応を求めており、情報漏洩に対してもペナルティの設定はないとのこと。(自衛策による対応)
アメリカの例では、クラウド環境にある自社データを定期的にバックアップするサービスをする専門の会社がある。
2.SIとクラウドサービスの費用対効果
クラウドにすると費用が安くなるとの話があるが、コストを比較してみると、ユーザ数が少ないときはクラウドが有利であるが、ユーザ数が増加するにしたがってコストが増加し、ユーザ数による損益分岐点を超えるとSIの方が安くなってくる。
資料の例のグラフでは、損益分岐点はユーザ数:4000であった。
休憩をおいて、「クラウドサービスの提供モデル」の説明があった。
詳細は省くが、『ユーザの利便性に目を向けたコンテンツサービス』の事例を多く説明していただいた。
今後のビジネスにクラウドをどう利用するか、のアイデア勝負との印象です。
研究会終了後、横浜駅に向かいましたが、大きなツリーが飾られていました。
今年も、もうこんな時節を迎えたのだと、感慨深い気持ちになりました。
今年も、あと少しですね!

