上の写真は、雲仙普賢岳の護岸工事の模様です。
雲仙普賢岳の噴火により、大規模な火砕流が発生し、多くの人命や家屋が被害を受けたニュースをご記憶の方も多いのではないでしょうか?
そのため、この護岸工事は、いつ火砕流に襲われるかわからない状況で行われました。
70トンダンプカーに土砂をつむシャベルカーやブルドーザーの様子です。
3台ともすべて無人で遠隔操作されています。
いつ火砕流が発生するかわからないため、工事現場に人が立ち入ることができません。
そのため、2キロ離れた指令センターから無線による遠隔操作を行います。
司令室では、操作者が3Dメガネを付け、まるでゲームセンターのようです。
3方向(高度アンテナ、重機の左右、重機の運転席)に取り付けられたカメラからの画像を見ながら重機を操作します。
ちなみに生産性は、直接人間が操作する場合と比べて、70%位との話でした。
この遠隔操作システムを可能としたのが、『動画像伝送システム』です。
この動画像伝送システムを使って、建設重機の遠隔操作システムを実現したの人が、今日紹介する方です。
株式会社テレパワー の鈴木社長です。
普賢岳の護岸工事のご苦労語っていただきましたが、70トントラックやシャベルカーなどの重機を遠隔操作によって動かしたときは、感動したそうです。
同社は、画像無線モジュールの設計・製造に強みを持つベンチャー企業です。
上の写真は、同社製の『画像無線モジュール』です。
普賢岳で使われたもの(13年前)とは異なり、性能も上がっていますが、
このような画像の無線伝送技術があって、初めて重機の遠隔操作が可能となりました。
今後のご活躍を期待したいと思います。



