「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」  山本五十六


私が指導するときの指導方針です。特に子供たちには最初の「やってみせ」が絶対条件と思います。

子供というのはある意味残酷で、こちらの思いをくみ取ることなどの思いやりなどありません。面白いものは「面白い!」、つまらないものは「つまらない!」とハッキリ評価を下します。(ほんとに怖いです。)

彼らの信頼を得ないと何を言っても聞いてくれません。怒れば言うことは聞きますが(その場だけ!)あとで大変な思いをすることになります。


ですから、最初に彼らの驚くような「スゴイ!」と思うような事をやって見せないと、その後言うことを聞いてくれません。ですから、子供たちと稽古するときは、いつも全力で戦います。もちろん力加減はしますが、技のときは一本どころか体に触らせることさえ、封じます。


その後で実際にやらせて見るわけですが、中々すぐできるようにはなりません。ここで出来ないからと言って、癇癪を起こすとすべてが無駄になってしまいます。で、わずかな良いところを見つけては、ほめてやるわけです。そして、ここまでの手順を、できるまで何度も、繰り返し、技が定着するまでつづけなければなりません。そして、やっとできるようになります。このときが一番うれしいときです。

しかし、これをつづけないとすぐ元に戻ってしまいます。


「継続は力なり。」と言いますが、スポーツの世界では、継続しないと力が落ちてしまいます。


「日々是精進」  ~昨日の我に今日は勝なり。今日の我に明日は勝なり。~


この意味がこの頃、少し解ってきたような気がします。