さすがに眠くなってきました。

やっぱり寝溜めは出来ないみたいです(笑)

 

先週、世界ふしぎ発見!で「空海」が取り上げられてましたね。

興味深い話がたくさんあったので、周回遅れながら取り上げたいと思います(笑)
今更と思われるかもしれませんが、お付き合いください(笑)

中でも面白かったのが、文字に関する話でした。

 

 

番組によれば、空海は「ん(ン)」に初めて「文字」をあてた人物なんだそうですね。

それまで「音」では使われていても「文字」としては存在しなかった「ん(ン)」。

 

カタカムナでは、「ん(ン)」は48音中いちばん最後の音になります。

言靈は「かかる音を強める」。

数靈は48

 

思念で「かかる音を強める」と言われても、なかなかピンとこないですよね(^_^;)

 

そういう時は、実際に体感してみるのがいちばん!

試しに「ンー」と声に出して言ってみます。

すると、口は自然に閉じた状態で身体の内側に響く振動が感じられます。

内臓や骨、身体の内側がブルブルと震える感じです。

(目を閉じるとわかりやすいです(*^-^*))

確かに身体に強く力を込める時や、力を出す時って、思わず「ンーー!!」って出ますよね!

そんな風に、「ン」には力を強める働きがあります。

 

「ン」は、それ自体を音として口から発声することはできません。

自然に口や喉が締まります。

必ずなにか別の音が前にあって、初めて「音」として口から外に出すことが出来る音なのです。

 

例えば、「アイウエオ」順に「ン」をつけてみると・・・。

 

「アン」「イン」「ウン」「エン」「オン」

「カン」「キン」「クン」「ケン」「コン」

「サン」「シン」「スン」「セン」「ソン」

「タン」「チン」「ツン」「テン」「トン」

「ナン」「ニン」「ヌン」「ネン」「ノン」

「ハン」「ヒン」「フン」「ヘン」「ホン」

「マン」「ミン」「ムン」「メン」「モン」

「ヤン」「ユン」「ヨン」

「ラン」「リン」「ルン」「レン」「ロン」

「ワン」「ヰン」「ヱン」

 

清音だけ並べてみましたが、濁音、破裂音も含め全ての音の後に「ン」を付けることが出来ます。

こうして後に「ン」を付けることで、前の音の「思念」を強めるんですね。

 

「感じる」という思念の「ア」は、「アン」になると「大きく感じる・強く感じる」と変化し、

「伝わるもの」という思念の「イ」は、「イン」になると「大きく伝わるもの・強く伝わるもの」と変化します。

「ン」は、身体の内側に起こす振動によって、前の音(かかる音)を強く押し出すチカラを持っているのです。

 

こんな重要な音である「ン」には、最初、なぜか「文字」がなかったそうです。

驚きですが、その「ン」に「吽」の文字を当てたのが空海なのです。

 

804年、空海が仏教を学ぶために渡った「唐」は、当時、東西をまたぐ人種・文化・学問の中心的存在でした。

空海はそこで「仏教の文字に出来ない教え=密教」を学びます。

そして、日本に戻った空海が広めたのが「真言宗」でした。

「真言(シンゴン)」とは、もともとお釈迦様(仏様)が話していたインド・サンスクリット語そのままの言葉であり、そこにある教えを空海は伝えようとしたのです。

そして、サンスクリット語を表すには「ン」の文字がどうしても必要だったのですね。

 

 

テレビでは「空海が初めて[ん(ン)]に文字を当てた」と言ってましたが。

実は遥か昔、縄文時代以前には、すでに「ん(ン)」の文字は存在しました。

 

そう。

 

 

カタカムナの文字!(*^-^*)

 

神代文字と呼ばれた文字ヲシテ(ホツマ)文字や カタカムナの図象にも「ン」の表記はありました。

 

 

 

(画像お借りしました。)

 

とすると、縄文時代以前には存在したはずの「ン」の文字は、なんらかの理由によって人々から消されてしまったことになります。

 

偶然に消えてしまったのか、はたまた何者かによって消されてしまったのか。

チカラの増幅装置とも言える「ン」を表す文字は、一度この日本から消失してしまいました。

 

真相はわかりませんが、それを空海が改めて「吽」の文字として世に送り出した・・・ということでしょうか。

 

空海がヲシテ文字やカタカムナを知っていたかどうかはわかりませんが、天才と呼ばれた高僧であり書にも通じた人物ですから、空海は当然、文字そのものがチカラを持っている事はわかっていたでしょう。

 

また、密教を学ぶ上で触れたサンスクリット語においても、「ン」の重要性について知っていたはずですから、空海自身にとっても「ン」という文字の復活は、なにより必要なことだったのではと思います。

 

サンスクリット語は紀元前5世紀の昔からあり、インドに22ある公用語の一つで今も生きている重要な言語だそうですね。

仏教での修行方法である瞑想や、そこから派生したヨガ、インドに古くから伝わる生命医学「アーユルヴェーダ」でも重要な位置を占めています。

サンスクリット語は、今も「アーユルヴェーダ」を学ぶための必修科目にもなっているのです。

 

先日、「TaoZen(タオゼン)」大内雅弘さんの「チャクラ瞑想」というワークショップに参加した際、感想と共にカタカムナの「ン」についてお話させていただいたところ、瞑想で用いられるサンスクリットの「真言(マントラ)」においても、「ン」の持つチカラは大変重要で、カタカムナの「ン」の思念に通じるとおっしゃってました。

(本来なら先生と呼ぶべきところ、さん付けなのは、なんとなく大内さんが自由そうだからです(笑))

 

なんかこう、おおおー!って感動しましたよ!(笑)

 

「チャクラ瞑想」っていうと、なんだかちょっと怪しい感じがするでしょう?(笑)

まあ、ウチのブログを読んでくださってる方は、カタカムナや瞑想や目に見えない不思議なモノに興味がある方が多いでしょうから、さほどでもないかもしれませんが。

でも、まだ一般的ではないですよね(^_^;)

吉野信子先生がよくおっしゃってる「真の言葉」と、「真言」は同じ意味ですし、言葉を音として体感することが出来ると思って参加してみました。

実際、参加していろんな発見が出来て、とてもよかったです(*^-^*)

本当なら参加が難しかったところを、相談に乗ってくださってとても感謝しています。

 

カタカムナを学んでいて面白いなと思うのは、カタカムナだけでなく、人に欠かせないもの・歴史的にすたれることなく長く伝わるものに「真(まこと)」というところで繋がりが見いだせるところです。

それは言葉であったり、音であったり、数であったり、形であったり。

現れ方は様々ですが、そこに「真(まこと)」があり、結びついている・・・という発見が心地いいのです(*^-^*)

 

一つの番組から、「ン」について改めて学んだり、前に体験したことが生きてきて、とても楽しかったです。

世界ふしぎ発見、ありがとう!(笑)

 

 

 

さて。

「瞑想」繋がりでお知らせを一つ。

 

「歌う瞑想」と言われる「あわ歌」とカタカムナのコラボ・ワークショップを横浜で開催することになりました!

 

「あわ歌」を実際に歌って、48音の振動を体感しましょう!(*^-^*)

あわ歌歴8年(で、いいんだっけ?(笑))の、ともこさんにナビゲートしてもらい、みんなで振動を上げていきます。

そして、いい感じに振動を味わったところで、あわ歌をテーマに、いくつかカタカムナでお話します。

もちろん、カタカムナの基本構造もしっかりお伝えしますよー!

 

瞑想はもちろん一人でも出来ますが、何人かが集まって一緒にやるとそこに新たなエネルギーを生み出すことが出来ます。

これは、何度か大内さんのところで瞑想して体感したことですが、行う場所・人数・時間・集まった人によって多様なエネルギー空間が生まれるのです(*^-^*)

一人では味わえない不思議な感覚が体感出来ると思いますよ。

 

開催は、3/31(土) 場所は横浜。人数は8名ほどを予定しています。

詳しいことが決まりましたら、改めてご案内します。

 

参加をお待ちしています(*^-^*)

 

 

 

 

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写真は、今ペルーであわ歌を響かせてるあわ歌の遠征メンバーの方々です。

笑顔ですね(*^-^*)

それにしても凄い巨石だ。

海外でも磐座って言うのかしらん・・・。