はい。
毎週恒例、水曜の「カタカムナ練習帖」。
今回はその6で「サーチング」。
読み解けたかな?
前出の音もあるので、割と読み解き安かったんじゃないかな(^^♪
サ・・・思念は「遮り・差」 数靈は28
ー・・・比較的短い時間の経過を表す。
チ・・・思念は「凝縮する」 数靈は27
ン・・・前の音の意味を強める。押し出すチカラ。 数靈は48
グ・・・思念は「(向こう側へ)引き寄る」 数靈は-11
ー・・・比較的短い時間の経過を表す。
チ・・・思念は「凝縮する」 数靈は27
ン・・・前の音の意味を強める。押し出すチカラ。 数靈は48
グ・・・思念は「(向こう側へ)引き寄る」 数靈は-11
「サーチング」・・・「遮りがほどなく大きく凝縮し、向こうへ引き寄る」
おー、今回もなかなか素直な文章になった!(笑)
「サーチング」とは、英語で「探索する」とか「検索する」といった意味になるのはご承知の通り。
そして、目当てのものを探すためには、探索範囲・検索範囲を狭めて行く方が効率がいい。
ネット検索でも、ひとつきりのキーワードより適切なモノを2・3入れた方が自分の望むものに行き当たりやすい。
つまりある程度の「遮り」を設けた方が探し物に早く行き当たるってことだ。
読み解きの「遮りが(ほどなく)大きく凝縮し向こうへ引き寄る」にイメージが合致する(^ ^)
数靈は、28+27+48-11=92 9と2なら「テ」と「フ」になり、「発信・放射が増える」。
9+2=11 なら、「ク」で「引き寄る」。
ただ漫然と待っているだけでは情報は手に入らないが、こちらからきちんと指定して探索(発信)すれば、探し物に行き当たる。
うん、ピタリとくるね!(笑)
ここで本題だ。
お題に「サーチング」を指定したのは訳がある。
その3のお題「イメージ」と併せて「サーチング・イメージ」という言葉の話がしたかったからだ(^ ^)
最近、動物をテーマにした本が話題になっているのをご存じだろうか。
書店では平積みになった動物本が今モテモテだ(笑)
そして、こんな動物たちを紹介してくれる専門家たちの学問に「動物行動学」というものがある。
エソロジーともいう。
生物学の一分野。動物の行動を研究する学問で,行動観察と資料整理の方法論,
行動開発の生理的・神経的機構,行動の適応的意味,異なる種間での比較,
どのような過程で進化してきたのかという問題など,多面的な研究面をもつ。
~以上、コトバンクより抜粋~
「動物行動学」において、動物の行動を観察することは重要なフィールドワークになるわけだが、
厳しい自然環境で生き延びるために巧妙に身を隠す野生の動物は、その姿を探し出すだけでも
困難が伴う。
目当ての動物を見つけるのに数日、数週間、数か月かかることもある。
よっぽど動物が好きか、かなりの変態じゃないとこの仕事は無理だ←失礼な(でも学者本人がそう言ってる)
しかし、そんな中で、ある日突然に探し物を簡単に見つけ出す瞬間に行き当たるらしい。
それはいわゆる「目が慣れる」という現象なのだが、動物行動学ではそのことを
「サーチング・イメージが形成された状態」
と表現するそうだ。
京都大学理学博士の松原始(まつばらはじめ)氏は、著書「カラス屋の双眼鏡」で
「サーチング・イメージ」についてこんな風に記している。
「視界にあふれる情報の中から、特定の形や色に素早く反応する状態だ。
名簿に並ぶ人名の羅列から自分の名前だけを素早く探せるのも、
人ごみの中で友人の顔を探せるのも、サーチング・イメージ」と関連している」
今回の「サーチング」と、その3のお題「イメージ」を合わせてカタカムナで読み解きをすると
「サーチング・イメージ」
・・・「遮りがほどなく大きく凝縮し向こうへ引き寄る。(伝わるもの)人が志向するとほどなく現れる内なる示し」となる。
吉野信子先生の思念表を見てもらうとわかるが、「イ」には「陰(現象)」という思念もある。
また、同じ音は同様の思念を持つことから「志向する・思考する・試行する」と読めることも考慮できる。
すると、後半は「陰(現象)が(試行して)事象が現れた内なる示し」とも読めるわけだ。
つまり、「サーチング・イメージ」とは、
「あふれる情報の中から必要なものに焦点をあて(遮りを設けて)ることで、自分の望むもの(現象・モノ)に
自ら引き寄り、現実に見出す」という鍵なのだ。
今見えないもの、探しているもの、自分の望むものを見つける。
これは、
「引き寄せ」や
「思考を現実化する」や
「願いをかなえる」
といった方法を著わしている本に必ずと言っていいほど謳われている文言に他ならない。
たとえば、パム・グラウト氏の「こうして、思考は現実になる」では、
「48時間という期限を設けて宇宙に自分の望みをエネルギー・フィールドに向かって発射する」という実験を促し、
エスター・ヒックスとジェリー・ヒックス夫妻は、「引き寄せの法則」で
「創造のヴォルテックスに向けて、欲求・願望のロケットを打ち上げる」ことを謳い、
小池浩氏は人気書籍「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」で
「結果を決めて完了形で宇宙にオーダーする」口癖を推奨し、
Happy氏は、二冊目の著書「 3日後「引き寄せ」日記」で、
「数時間後、一日後、三日後、一週間後。自分に無理のない範囲でなりたい自分・状況・感情を決めて叶ったように日記に記す」トレーニングを提案した。
表現や方法は違っても、伝えようとしている重要なテーマは一つ。
「自分の探すものに焦点を合わせれば、見つけることが出来る」
ということだ。
スピリチュアルや人生哲学で多くの著者が記している提案が、
フィールドワークを重んじる動物学者がその調査・研究において体験する現実の事象と一致することは
興味深い事実である。
そして前出の松原始氏が言うように、人は意図せずして
名簿に並ぶ人名の羅列から自分の名前だけを素早く探し出し、
人ごみの中で友人の顔を探すといったことをやってのけているのだ。
人ごみの中で友人の顔を探すといったことをやってのけているのだ。
どうだろう?
今まで希望を繋ぎながらも、
でもね、そうは言ってもね。なんとなく本の上だけのことじゃないかしらん。
現実にはそんなこと起こらないんじゃない?
なんて、ほんのり残念に思っていた人も、あれ??と目を見開いたかもしれない(笑)
「サーチング・イメージ」を形成する方法は、人それぞれだ。
ひたすら言葉を口に出す方法が合う人もいれば、
文字に書き出す方法がピタリと来る人もいる。
バシッと宇宙にオーダーを通すのが肌にあっている人もいれば、
外へ出かけて行ったり人に会うことで探し出す人もいる。
あらゆる道がローマへ通じるように、あらゆる探し物には人の数だけ「サーチング・イメージ」の形成がある。
自分にどんな方法があっているかは、体験してみなければわからない。
行動観察は自分にも必要なのだ。
以前、車のナンバーにゾロ目を見るのが楽しくて仕方がなかった時期があって(笑)
カタカムナで知り合ったSさんに誘われて麻賀多神社に連れて行ってもらった時、
半日で「1111」「2222」「3333」・・・・と、「9999」まで順番に遭遇する体験をした。
今から思うと、あれも「サーチング・イメージ」が形成された状態だったのだと思う。
車のナンバー探しは、意外と成果を体験できるものなのでお勧めだ。
さー、「その7」のお題はなんにしようか?
ちょっと「イメージ」繋がりで「瞑想(メイソウ)」にしてみよう。
「瞑想(メイソウ)」
メ・・・思念は「思考する・志向する」 数靈は10
イ・・・思念は「陰・伝わるもの」 数靈は5
ソ・・・思念は「外れる」 数靈は30
ウ・・・思念は「生れ出る」 数靈は19
カタカムナで思念を読み解くと、「瞑想」がもっと身近に感じられるはず。
では、来週12/6(水)に。
ああ、もう先生も走り回る月なのだな(^_^;)