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Azisai-ray Diary(progress)

もともとyahooブログで始めたものを2008年にamebloに移転して16年ほど経ちました。更新停止宣言をしながらも年末がくるたびにチョコチョコ書きつづけています。一度でも読んで下さった方、ありがとう!

 年末になると「勝手に演劇大賞!」という企画記事をアップしている当ブログですが、更新履歴を振り返ったところ「2014年」の「勝手に演劇大賞!」が存在しない ?! ようです…。(自分としては毎年必ず更新しているつもりでいたので少し意外でした。)改めて更新履歴を再確認し、当時の手帳(スケジュール帳)なども見てみながら、改めて2014年版を作ってみてもいいかもしれないと考えています。

 

 そして、あまりにも偉大な劇団「維新派」と「少年王者舘」は自分の中で ❝殿堂入り❞ にしているのですね 笑

 維新派の公演はこの先もうありませんが、少年王者舘はコロナ禍で無期限延期となっている公演があります。ブログ内でまた話題にすることがあるかもしれません。

 今年もコロナ禍における公演中止等ありましたので、観劇本数は少なめ。

 それでも1月~12月までの間に25本のお芝居を観ることができました。

 

 また、演劇ファンとして何より悲しかったのは、劇作家・演出家・主宰者などによるパワーハラスメントやセクシャルハラスメントの訴えが次々と上がり、その(加害人物・加害組織の)中には私自身が何度も観てきた劇団や、好んでいた人物も含まれていたことです。そのようなことをする人物が関わる演劇公演は観ないようにしていこうと思いますし、そうすると観る演劇がどんどん減っていってしまうような現状もありまして、演劇と自分自身との関りについて深く考える一年ともなりました。

 

 では。

 今年観た演劇の中から、私なりのベストスリーをあげます。

 (勝手にやっていることですのであたたかくお見守りいただけますと幸いです。)

 

 第3位

 1月 シアターイースト

 モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』

 蓬莱竜太 作・演出

 

   第2位

 10月 本多劇場にて

 イキウメ『天の敵』前川知大 作・演出

 

 第1位(勝手に演劇大賞!)

 11月 新宿眼科画廊にて

 あの温泉地『サタニウムのベロベロバーのマーブルさん』

 アオキヒデキ 作・演出

 

 

 クロムモリブデンの活動休止後、青木秀樹さんがちょこちょこ演劇を作り続けています。今回は女性3人が登場する芝居でしたが、まさに青木ワールド炸裂。世界に引き込まれまくる展開でした。観劇後の満足感や浮遊感もスゴかったのですが、残念だったのはなかなか充分な告知期間もなかったためか、私が観た回はお客さん10人くらいでした。小劇場公演の難しさだと思います。もっとお客さんが集まってよい公演だと思うし、そうすれば(チケット代収入など安定すれば)舞台美術や演出なども、より凝ったものになるのだと思います。役者さんの身体性や熱量にはとても感激しましたが、そこにさらに青木さんの演出がもっともっと重なれば…、と思うと、このご時世、小さめの公演を打っていく厳しさについて考えさせられました。

 

 演劇が社会の中にあり続けるために、

 演劇ファンを減らさないようにするために…

 

 演劇業界全体での創意工夫が必要になってきているのかもしれません。

 

 

 

 (みなさま、よいお年をお迎えください。)

 

年の瀬です。長年にわたり続けていることなので、今年も綴っておきます。

この一年間で30本の演劇を観ることができました。

大きな劇場の公演はなく、ほぼ全てが “小劇場界隈” です。

まったくの独断で、なんら利得もなく、ただ自分のためだけに、今年観た演劇の中でベスト3を載せておきます。

 

●第3位 

 『夢ぞろぞろ』(EPOCH MAN 作・演出 小沢道成)

 2月 下北沢シアター711

 小沢道成さんのソロユニットですね。舞台美術なども素敵で、非日常的な劇空間でした。共演した「柿喰う客」の役者さんも熱演でした。この次のEPOCH MAN 公演(『オーレリアンの兄妹』)もなかなかよかったです。

 

●第2位

 『アンジェリーナ3:49』(ドリルチョコレート 作・演出 櫻井智也)

 7月 下北沢ザ・スズナリ

 劇団MCRの本公演2本もよかったのですが、ドリチョコ公演、とても希望にあふれていて、閉塞的な社会状況を吹っ飛ばしてくれました。この3年ほど、櫻井さんのお芝居を欠かさず観にいっています。

 

●第1位(勝手に演劇大賞!)

 『ピンク』(猫のホテル 作・演出 千葉雅子)

 10月 下北沢ザ・スズナリ

 劇団の周年公演です。個人的に、とても身に染みるストーリーでした。人はみな、子ども時代のできごとにとらわれながら生きていきます。辛くても苦しくてもそこからは逃れられないし、でも生きていかなければなりません。人はみな “バカ哀しい” いきものだし、だからこそ愛すべき存在なのです。

 

 

 

 

 今年も一年、大変お疲れさまでした。

 

 コロナ禍につき、本年は20本しか観劇ができませんでした。

 コロナ禍だったのに、20本も劇場で芝居を観られたことを感謝すべきなのだと思います。

 公演を打った劇団さんは、いずれも感染予防策を徹底し、観客の安全にも充分配慮がなされていたように感じています。

 

 本年に観た芝居の中で、勝手にベスト3を決めて、載せておきます。

 (毎年やっていることですので、どうかご了承願います。)

 

 第3位

  KAKUTA 『往転』  2月、下北沢本多劇場

  

 

 第2位

  新宿梁山泊 『音楽劇 風まかせ 人まかせ ~続・百年 風の仲間たち~』

  8月、下北沢ザ・スズナリ

  

 

 第1位

  カムカムミニキーナ 『燦燦七銃士 ~幕末エクスプレス1867~』

    11月、下北沢ザ・スズナリ

  

 

 以上です。

 

 来年(2021年)は、いよいよ観劇通算本数が500本へ到達する見込みです。

 わが人生は、演劇とともに進みます!

 

 

 今年(2020年)の元日に、以下のような文面を載せました。

   ↓

 18歳頃から観始めた演劇ですが、これまでの観劇本数が470本を超えてきました。2020年のうちに500本に達することが予測されます。そのときには、500本の中から「勝手に演劇大賞」をして、一つの集大成にしたいと思っています。』

 

 その後のご時世については、みなさんご存じの通りです。

 

 劇場での演劇公演は次々と公演中止となり、もちろん私も例にもれず、購入していた座席が次々とキャンセルになりました。ほとんどライフワークのように続けていた “観劇” という機会がなくなり、とても悲しく、残念で、生活に意欲が持てない日々を過ごしています。(公演を準備し、必死に稽古を積まれていた演劇関係者のみなさまの無念につきましては、察して余りあるところでございます。)

 

 現時点での観劇本数は、479本となっています。

 この先、夏頃には再び劇場で観劇できる日が訪れるのか、あるいはもう少し先になるのか、今は “待つ” ということしかできません。

  年末(12/31)までに、あと10本くらいは芝居を観られることを…

 

 祈っています。

 

 

  ↑

 (楽しみにしていたけれど中止になってしまった公演の1つです。)