松谷みよ子さんが2月末に亡くなられたそうで、ショックを受けています。゚(T^T)゚。
松谷みよ子さんといえば、名作モモちゃんシリーズ。
好きすぎていつも読んでいました。
タッタちゃんとタアタちゃんみたいに、私の靴下もお話してくれないかなあと願っていました(^^;;
この頃はまだ可愛らしい子供だった
モモちゃんはキュウリを見て「水ぼうそうになった」と思って、ペタペタとお薬に見立てた のり を塗ったり。
お話できる猫のプーといつも一緒。
モモちゃんシリーズは、本を読む楽しさを教えてくれました。
同年代の愛読者の方々はご存知だと思いますが、モモちゃんシリーズは怖いシーンが結構ありました((゚m゚;)
※本が実家にあるので詳細はうろ覚えです。
靴音が聞こえていつものようにパパが帰ってくるんですが、ママにはパパが見えません。
靴だけが帰ってきます。
ママにはなんべん目を凝らしてもパパが見えない。
くつがただそこにあるだけで、ママは途方にくれます。
このシーンが子供心に怖くって怖くって。
気になって何回も読むんですが、
なんでママにはパパが見えなくなったのか
なんで靴だけが帰ってくるのか。
小学生の私には分からなかったです。
しばらく後で知りました。
これはパパとママの離婚を表していたということを。
衝撃だった…。
「夫の姿が見えなくなる」というシーンに松谷みよ子さんご自身の離婚経験が反映されているのかもしれません。
そんなママに死神がつきまとうお話もありました。
大人になった今 読むと、怖さを感じるのではなくて胸の痛みが伴いそうです。
なんだかすごく読みたくなったので買いに行こうかな。
そして実家のツインズに「いないいないばあ」をプレゼントしようかな。
松谷みよ子さんの作品は、子供だけでなく是非大人の方に読んでいただきたいです。


