今週は麻布の「香道体験教室」に行って参りました。
最近めっきり日本文化づいてますが、香道は昔から一度体験したかったのです(・∀・)
ええ、漫画の影響ですとも。
~香道(こうどう)とは、日本の伝統的な芸道で、一定の作法のもとに香木を焚き、立ち上る香りを鑑賞するものである。香あそびということもある。
香木の香りを聞き、鑑賞する聞香(もんこう)と、香りを聞き分ける遊びである組香(くみこう)の二つが主な要素である。
香道においては香を「聞く」と表現するのが正式であり、「嗅ぐ」という表現は不粋とされる~
Wikipediaより
蕎麦屋で腹ごしらえをしていざ会場へ。
早めにうかがってお香や道具を拝見。
憧れていた組香を体験できました。
今回は最初に一種の香りを聞き、その後5種のお香の中から、最初と同じものを当てる…らしいです。
この組香ですが、当てたから良いということではなく、香りを楽しみことが本来の目的のよう。
香りを聞くだけではなく墨を擦って筆で答えを書いたり、
香道の簡単な歴史や、実際に香木の大きな塊を見せていただいたりと新鮮でした。
墨をするなんて小学生以来だし^^;
今回行ったのは菖蒲香です。
~菖蒲香(あやめこう)は、夏に行われる組香のひとつである。
証歌は「五月雨に池のまこもの水ましていつれあやめと引きそわつらふ」である。源平盛衰記陀巻第十六に取材している。その内容は、以下の通りである。
- 鳥羽院の女房に菖蒲前という美人がおり、頼政は一目ぼれをしてしまう。頼政は菖蒲前に手紙をしばしば送るが、返事はもらえなかった。そうこうしているうちに三年が経過し、このことが鳥羽院に知られてしまう。鳥羽院は菖蒲前に事情を聞くが、顔を赤らめるだけではっきりとした返事は得られない。そこで、頼政を召し、菖蒲前が大変美しいというだけで慕っているのではないか、本当に思いを寄せているのかを試したいと発願する。
- そこで、菖蒲前と年恰好、容貌がよくにている女二人に同じ着物を着せ、頼政に菖蒲前を見分けて二人で退出するように申し付けた。頼政は、どうして院の御寵愛の女を申し出ることができようか、ちょっと顔を見ただけなのに見分ける自信がない。もし間違えれば、おかしなことになり、当座の恥どころか末代まで笑いものになってしまうと困って躊躇していると、院から再び仰せがあったので、「五月雨に沼の石垣水こえて何かあやめ引きぞわづらふ」という歌を院に奉る。
- 院はこれに感心し、菖蒲前を頼政に引き渡す~
このお話になぞらえてなんでしょうか、
何種かのお香を聞いて目当てのお姫様(お香)を当てるのです。
結果、おいら当てました~(*^o^*)/
当てるのが目的ではないと言いながらもけっこう嬉しい。
当たった方の下には「叶」の文字が書かれるんですって。
先生曰く、普通は体験教室だと割と簡単な分かりやすい香にしますが、今日のは中々難しかったです、だって。
↑ええ、もちろん自慢しています( ̄▽ ̄)
仕事帰りでしたが、約二時間、まるで貴族様のようなゆったりした時間を過ごせました。
もう今日は洗濯とか家事しない!貴族だから!
こちらのお店では定期的に体験教室やお稽古をされているようですので、
香りを楽しみたい方はいかがでしょうか。






