トリュフエキス入りポップコーンだって!
先日美容院でファッション雑誌を見ていたら、山田詠美のエッセイが掲載されていました。
彼女が好きで学生のころ良く読んでたなあ(・∀・)
内容はこんな感じでした。
相変わらずうろ覚えなんで4649!
~~~~~
山田詠美があるTV番組を観ていたら、男性陣と女性陣が議論していた。
男性が飲んでいたら朝の四時になった。
妻だか彼女だかから連絡がない事に対してメールがきた。
男性陣「飲んで朝になっちゃってる時にメールなんてしてこないで欲しい」
女性陣「ご飯がいるかとか、何時に帰ってくるか分からないとこっちも困る。
メールぐらいして欲しい」
男性は楽しい雰囲気を邪魔されたくないし、女性は連絡がないとこちらの生活リズムが乱される、と喧々諤々。
山田詠美は
私だったら「連絡する」けどな。
愛する人に自分が今安全であって、無事なことを知らせたほうがいい。
歳を重ねてくると、またね、と言いあって二度と会えないことがある。
何人も大事な人や友達を失った。
驚くべきは、そういうことを言う人が1人もいなかったこと。
この議論している人達は年齢の問題もあるだろうが、そんな思いをしたことがないのだろう。
~~~~~
自分はえらい心配性で、身内が帰ってくるべき時間に帰って来ない、その間一切連絡がないなどの場合、ここまでくるとちょっとおかしいんじゃないかなと思うぐらい心配してしまうんです。
読んで腑に落ちました。
また遊ぼうね、と言って、次に必ず会える保証はどこにもないんですよね(´・ω・`)
この年代になってくると近い人や同級生が病気や事故で亡くなったりとか。
家族や友人と一緒にいる時間、メールや電話で繋がっている時間。
目の前の人に向き合う時間。
そういう時間をちゃんと味わって生活していこうと、
一本のエッセイでちょっと…いや色々考えました。
そんな訳で、初めて行ったそのお店の店長の態度がとんでもなく悪かろうと、
彼の帰りを心配して待ってる人がいるかもな、と優しく広い心を持って帰りました( ̄▽ ̄)
