地元の人間にとっては小さい頃から当たり前のようにあり、
特に海岸沿いの道路に存在し、
お祭りには必ず出没、
誰もが口にしたことがあり、
地元を離れるとたまに無性に夏に
食べたくなる、
その名は…「ババへら」

説明しよう、ババへらとは。
おばあちゃま達が三色のシャーベットを販売しており、
ヘラでコーンカップに盛っていくので、
ばあちゃんのヘラ、ババへらと言います。
多分…。
物心ついた時からその名で存在しているので、
由来は考えたことがなかったです

中身はシャーベットと言いますかアイスと言いますか。
いや、シャーベットかな?
こちら、ハー○ンダッツや○ーティーワンのように店舗があるわけではありません

派手なパラソルが道沿いにあればババへらがある証。
そこにちんまりとおばあちゃまが座っているのです。
極めてシンプルなこの販売方式、
都内のおされ~な移動式ランチみたいに車内販売している訳ではございませんよ?
おばあちゃまとアイスの入ったおっきいケースのみ。
そして日除けのビーチにあるようなパラソル。以上。
店舗と言えば店舗か…。
自分が成長するごとに、
元締めとかあるんだろうなあ、
縄張りとかあるのかなあ、
時給はいくらかな、
帰りはどのようにピックアップされるんだろうか、
というかどれくらいの方達が登録?しているのか、
などなどミステリアスな存在ですが、
そんなのほんとはどうでもいいんです。
けっこう美味しいから

いや、美味しいです。
地元を離れた年月が長ければ長いほど、
普通に美味しいのに更に美味しさの加速度はアップするような気がします。
一度ですね、かの女性誌アンア○に掲載されたんですのよ~

10年…は前じゃないと思いますが。
正確にはババへらセットの通信販売です。
思わず購入するところでした。
大げさではなく、ほんとに地元民でババへらを知らない人なんて会ったことはないくらい浸透というか空気みたいにそこにある存在ですので、妹からこんな写真が届いた時には大爆笑でした。
すごいでしょ!おわかりでしょうか?
何十年もかけて、ついにガムになっちゃいました(^^;;
しかもけっこう可愛いし。
ああ、早く買って、こちらにいる同郷の友達に見せて自慢したい

余談ですが、私が地元を離れたあとにジジヘラ、ギャルヘラなるものも登場した…らしいです。
おじいちゃまやギャルが販売しているようですよ(^◇^;)
