なんだか最近急に思い出したので、
私のかわいいかわいい甥っこのお話を。
私、姪と甥を相当可愛がってまして、また二人ともよく懐いてくれますので、大変に叔母馬鹿なのであります。
しかしながらこの二人に
「お湯っこマン」
と呼ばれております。
理由は何年か前に遡り、家族みんなで温泉に行きました時のお話。
当時姪は小二、甥っ子3~4歳だったかしら。
もうすぐおいしいご馳走が出るよと言ってるのに、こいつらジュースが飲みたいと駄々をこねまして。
私「ジュースじゃなくてお湯でも飲んでなさい。
お腹いっぱいになっちゃうでしょ。」
子供ら「やだー!」
私「お湯飲めー
お湯っこ飲まない子はいねがー!(なまはげ調)」
子供ら「やだー!
お湯お湯って、このお湯っこマンめ!」
てな感じで、一応お姉ちゃんと呼ばせていましたのに、それ以来すっかりお湯っこマンで定着してしまいました。
外でも平気でお湯っこマーン、あそぼー!!と大声で呼ぶので、大変恥ずかしいです。
でまた別の日に実家でのお話。
ねだられて一緒にお風呂を入ったまでは良かったんです。
しかし甥っ子、身体を洗ってあげていましたらいきなりオシッコしたいと。
ここまではチビッコなんでまあよくある話です。
そしたら何を思ったかこいつ、洗面器にオシッコし出しまして、し終わったらですね…
ニヤーーッと笑ったんですよ。
あ、イヤな予感。
と思った瞬間、その洗面器内の液体を
お湯がパンパンに満たされた浴槽にジャーっと。
「なにやってんじゃーっ」
ガッチリげんこを喰らわし、
もう嫌い!と言われました。
ああ嫌いでけっこう!
バカあー‼
もうお湯っこマンと遊ばない‼
ああ私も遊ばないさ‼
とチビッコ相手に本気で大げんか。
その後はママ(妹)に諭されて謝って来まして、仲直りしましたけど(^^;;
そんなあいつも小学校に入学しました。
大人になっちゃうんだね、お湯っこマンなんとなく寂しいわ…と
思っていたら。
つい先日電話にて。
お湯っこマン!
いつ遊びにくるの?明日?
明日の次⁉
と、ぜーんぜん変わってませんでしたとさ。
今では大人になってもお湯っこマンと呼んでたら面白いなと思って呼び方に関して放置しています。
いつもお別れの時は空港までお見送りに来てくれるんですが、
「またねー!またねー
また来てねー絶対ねー!」
叫ぶ甥っ子を見て、いつも私の目にいっぱい水が。
でも必ずお湯っこマーン、お湯っこマーン!と連呼するので、
混雑している空港で皆に
「お湯っこマンって…?」と振り向かれ、
溜まった水も引っ込んじゃうのでした。