







1枚目
あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて 麦の色はつかに青し
旅人の群はいくつか 畠中の道を急ぎぬ
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて 麦の色はつかに青し
旅人の群はいくつか 畠中の道を急ぎぬ
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
2、8枚目
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なす繁婁は萌えず 若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なす繁婁は萌えず 若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
3枚目
千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり
たゞ一人岩をめぐりて この岸に愁を繋ぐ
-千曲川旅情の歌 千曲川のほとりにて 島崎藤村-
千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり
たゞ一人岩をめぐりて この岸に愁を繋ぐ
-千曲川旅情の歌 千曲川のほとりにて 島崎藤村-
4枚目
「飯山地方七巻の渡し舟」
一晩に四尺も降り積もるというのが、これから越後へかけての雪の量だ。
飯山へ来てみると全く雪に埋もれた町だ。
あるいは雪の中から掘り出された町といった方が適当かもしれぬ。
-千曲川のスケッチ 島崎藤村-
「飯山地方七巻の渡し舟」
一晩に四尺も降り積もるというのが、これから越後へかけての雪の量だ。
飯山へ来てみると全く雪に埋もれた町だ。
あるいは雪の中から掘り出された町といった方が適当かもしれぬ。
-千曲川のスケッチ 島崎藤村-
5枚目、7枚目
暮れ行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
暮れ行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む
-千曲川旅情の歌 小諸なる古城のほとり 島崎藤村-
6枚目
からまつの林を出でて 浅間嶺にけぶり立つ見つ
浅間嶺にけぶり立つ見つ からまつのまたそのうへに
-落葉松 北原白秋-
からまつの林を出でて 浅間嶺にけぶり立つ見つ
浅間嶺にけぶり立つ見つ からまつのまたそのうへに
-落葉松 北原白秋-