旅行の醍醐味のひとつは、その地域ならではの名物食べ物や方言、
雰囲気などを感じる事。
浜松出身の私だが
残念ながら親の仕事の都合で住んでいたのは
5歳まで。
だから、肌で感じたことはなかったけれど、
浜松生まれ・浜松育ちの叔父から
浜松市と静岡市がなにかと張り合ってる、
と聞いたことがあった。
調べてみたら、明治以前はそれぞれ違う国だったので
当然気質も違っていたのだった。
浜松市は、
遠江国(とおとうみのくに)
浜名湖が、京都の都から遠い湖で遠江。
ちなみに京の都から近い湖=近江(ちかつうみ)は琵琶湖。
静岡市は駿河国(するがのくに)
確かに雰囲気が違うんだよね~
静岡駅と浜松駅。
江戸時代が終わり、
明治の新政府が、廃藩置県ですったもんだして、
最終的に遠江国と駿河国と伊豆国を合併して
明治 9年(1,876年)に静岡県というひとつの県にすることになった時、
もちろん双方大反対したもよう。
それが今でも、尾を引いているようで
何かと張り合ってると。
1876年から、まだせいぜい140年足らず。
それまで何百年も続いていたご先祖様代々のDNAは、
脈々と受け継がれているようですな(^^;)
不思議なんだけど浜松生まれの私には、理屈でなくて
なぜか、なるほどね~と納得してしまう話だった。
と、自分の出身県のことは、叔父からの話で
身近に感じていたけれど、他県のことは全然知らなかった。
すぐ隣の愛知県でも、そうだったとは。
やはり、明治維新後に明治政府がすったもんだして(笑)最終的に
明治5年(1872年)静岡県よりも早く、
三河国と尾張国が「愛知県」と相成り候。
だから今でも、名古屋の人は、
尾張と三河を分けたがり、張り合っているし、
名古屋ルールというものがあるらしい。
こういう地域色のお話や
ローカルルールの話、大好きです♪
ちなみに横浜から浜松にお墓参りに行っていた時に
感じたのは、やはり浜松は名古屋圏に近いなあと。
私はおしゃれじゃないので(^^;)、
流行りの服に全く詳しくないんだけど、
お店のマネキン(死語?)が来てる服や、
売り出している服のカラーやデザインが
東京・横浜とは違う感じがして。
エレガンス系っていうのかな。
なんとなく名古屋っぽい気がする。
途中になってる旅行の続きね~(;´Д`)
あれからも、あちこち出かけてるから
どんどんたまっていく(大汗)