【らいと兄弟】86のヘッドライト修理&追加加工
先代86の入庫作業です
もしかしたらこの86をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
ヤフーニュースでも取り上げられてたり、ショーやイベント等に出たりその界隈では有名車のようです
僕は近所をよく走ってるのを見かけるので知ってました
細部まで色々と手を加えられて素晴らしいですね
今回のお悩み相談は、、、
ダズフェローズ製ヘッドライトになりますが、DRL部分が光ってるけど茶色に発光してしまってることと、
レンズ面の劣化が酷いので綺麗にしたいってご依頼です。
ライトを照らすと見やすいですが、紫外線劣化で黄変やヒビが酷くて摺りガラスのようになってしまってます
まぁ社外品あるあるです
(純正でも手入れを疎かにするとダメージが深くなります)
では、早速レンズリペアから着手
社外ヘッドライトのレンズ厚が少し薄いため、今回は280番から3000番で研磨してます。
修理手順は何度も載せてますので気になる方はコチラ → 修理方法
クラックを取りきるまで念入りに均等に研磨するとこれだけのペーパーを使います。
ポリッシャー研磨やスチーマー、UV補修など色々と時短テクのやり方はあるものの、
美観や耐久性において完璧に仕上がるのは地道な研磨&ポリカ用クリア塗装になるかなと思います
ほら、完璧でしょ?
きちんと治したいって方はぜひ
次はDRL/クリアランスランプを修理しますので、まずは分解して中身を取り出してみました。
各所パワーLEDが使われていて、クリアランスとウインカーは1つの基板で制御されてる構造でした。
クリアランスの導光棒も焦げて溶けてしまってます。
これが原因で茶色く光ってたようです
右の正常なものと比べて黄色い素子が取れてしまってるし、やはり少し焦げてる痕があります
また使われているパワーLEDは見たことがない不明なもので、調べてみましたが同じ規格のLEDが見つかりませんでした
なのでLED部分だけ交換ってわけにはいきません。。。。
これを直すには、クリアランスランプ部分を左右とも作り直すしかありません
スワロフスキーを貼りたいってとの追加依頼を頂きまして、約10年ぶりに施工。
徹夜でチマチマと…(爆)
ロービームやクリアランスランプ点灯時にスワロに反射してしまうと、保安基準に抵触してしまうので影響のない部分のみを施工する流れになりました。
たくさんカスタムしてますが、ディーラーで点検整備している公認車になります
クリアランスランプ部分も作り直し完了
預かりついでに、内装パーツの一部も打ち換えさせて頂きました
ヘッドライトが生まれ変わるだけで、やっぱり相当印象違います
たくさんの方に見られるクルマとしてもバッチリですね
この後に開催されたイベントでも、、、
めでたく受賞されたようで、
おめでとうございます