【らいと兄弟】RAV4ハイブリッドのカスタム④~スピーカー交換&デッドニング~
RAV4ハイブリッドの作業の続編です。
なんせ60項目以上のカスタムを施工したのであと少し続きます
今回は施工したデッドニングを一部ご紹介!
デッドニングの目的は基本的に2種類あります。
①オーディオ環境を整えるため
②車両の静粛性向上
一般的にオーディオカスタムでスピーカー交換時に一緒にデッドニングされる方は多いと思います。
デッドニングしたから静かになったと感じたとしても目的がオーディオ環境であって、静粛性を目的ではないのでもっと静かにすることができます。
(ショップや施工者の考え方の違いもありますが)
今回は②の静粛性向上を目的とした施工になります
体感できるレベルで静かにさせるのは当然なのですが、僕が特に意識することは重量増です。
特に制振材になると1平方メートルで3~4kgあります。
(遮音・吸音材は軽い)
ハイパワーなクルマならさほど問題ないですが、走行性能を落とすのはなるべく避けたいんですよね
トヨタ車とかあんまり速くないのでw
特に燃費を気にされる方はデッドニングで直結します。
なので、車種やお客様が求める静粛性レベルで予算や材料選定や施工箇所・方法など内容が異なります。
①ダッシュボードを外してるのでバルクヘッドからご紹介。
ハイブリッド車特有のEV走行からエンジンに変わった時のあの不快なエンジン音が室内に入り込む点
レクサス車はこのあたりもかなり防音処理がされてます。
そもそも防音処理自体が違うんですけどね。(最近はアクティブノイズコントロールされてますが)
RAV4は簡易的なものなので、鉄板の薄い反響する部分を中心に間隔をあけて制振します。
3層レイヤーの遮音材を隙間なく全面施工します。
ダッシュボードの天板裏は吸音材を全面施工したり、細かいですがナビ裏のハーネスが集中する箇所も吸音材を貼ってあります。
ナビ裏から電源を取ったアフターパーツやTVキャンセラー等でカタカタ言わないようにするため結構昔からこの部分は施工してます。
②ルーフのデッドニング
僕のイチオシのルーフデッドニング
パノラマルーフ車以外はぜひやって頂きたい箇所です。
耳に近い部分もあって100%体感できますし、
ロードノイズ等も最終的にルーフに上がってくるので効果絶大です。
オプションで断熱効果のあるオーディオテクニカのヒートラグ(吸音材)も施工してます。
業務用の大判をストックしてるので、ほぼ1枚貼りのような感じで綺麗に貼ってみました
内張り組んだら見えないですけど、まぁ僕の自己満足です(笑)
③ホイールハウス
アドベンチャーのオフパケ2なので、タイヤがオールテレインが装備。
静粛性とはかけ離れてますしロードノイズの元凶なので、唯一ここだけは入念に施工しました。
使わなくてもいいとの事でしたが、
タイヤハウスカバーに持込された制振材を一応使えそうだったのでこの部分だけ使用してます。
その上から4層レイヤーの吸音・遮音材を施工します。
RAV4のタイヤハウスカバーは起毛処理(?)されたタイプなので、デッドニング材を貼る前に接着剤を事前に塗布してます。
ボディ側も前後制振処理しました。
タイヤ周りをしっかりやっておけば、車内はそこまでやらなくても十分静音化できます。
逆にレグノなど静粛性の高いタイヤを履いてる場合は、
重量増を考慮するとここまでガッツリ施工しなくても十分かなと思います。
(静粛性を求める度合いによりますが)
④前後ドアとスピーカー交換
今回、導入した前後スピーカーはソニックデザイン製です。
ご存知の方も多いと思いますがエンクロージャー形状になっているので、基本的にデッドニング不要です。
つまりデッドニングによる重量増を回避できるので、お薦めしました
音質向上をメインであれば、別の選択肢もあるわけですが、
このあたりはご相談頂ければと思います。
取付も純正交換なのでハードルも低いので、予算があれば個人的には結構オススメです。
今回はトップグレードをチョイスしてます。
視聴するとトレードインでも聞き心地のよい音になります。
スピーカーサイズも6~7cmなのですが、エンクロだけあって低音もしっかり出てるのがスゴイですね
どのスピーカーにも当てはまりますが、価格以上の音は出ません(要は価格相応の音)
スピーカー選びで失敗しないように、
特にフロントスピーカーは予算が許す限り、なるべくイイやつを選びましょう
(高いやつ買ったのにあまり音が良くないと感じる場合は、取り付け環境を悪いはずです)
今回はオーディオ要素のデッドニング不要ですが、
それでも共振しますので静粛性のためのデッドニングを少々に留めてます。
アウターパネルを撮り忘れてしまいましたが、内部は吸音材を全面施工済です。
これによりロードノイズなど車外からの外的ノイズを減少させてます
一旦ドアを組んで鳴らしてみると、内張りがビビリまくってるので満遍なく且つ軽量意識で施工します。
RAV4の場合は平面が多くて、少しビビリやすい形状です。
吸音材を全面貼りしてドアも完了です。
リアもフロントとほぼ同じように静粛性向上のデッドニングを実施
ドア内部は遮音材を全面に、内張りも制振&吸音材を全面施工してあります。
その他の各種ピラーやバッグドア等も施工しようかと思いましたが、
試運転した限りで十分と判断したので今回はこの程度で留めました
続く。。。