【らいと兄弟】C-HR前期型 MOPヘッドライト&テール移植
ご入庫までお待たせしてしまいましたが、
I様のC-HRハイブリッドです。
Gグレード用アルミホイールを履いてますが、前期Sグレードになります。
ヘッドライトがハロゲンタイプですので、メーカーオプションのヘッドライト移植のご依頼でした
ご存知の方も多いと思いますが、
MOPのLEDヘッドライトは従来のように配線の組み換えなどで移植ができません
CAN通信でのコンピュータ制御されてるのが原因です。
左右ヘッドライトの底にあるのがヘッドライトコンピュータ。
一方のハロゲンヘッドライトは従来のアナログ式。
いわゆる12V電源とアースで動くやつね。
簡単に説明すると、、、
・ ロービーム用 +とーの2本
・ ハイビーム用 +のーの2本
・ ウインカー用 +とーの2本
・ ポジションランプ用 +とーの2本
今までのアナログ式だと8本の配線でしたが、
CAN通信になると2本の配線で信号のやり取りして各動作ができるようになってます。
こんな感じで全く互換性がないので、配線加工だけではどう弄っても移植ができません
今のトヨタやレクサスはほとんどコレが多い。
じゃあ、どうやって移植するのか?
それは内緒ですが、
C-HRの場合はヘッドライトをカラ割してアナログで点灯できるように中身を加工してます。
(もちろん使われているLEDなどは純正のままですよ)
C-HRは何台も作業してるので、内部構造も解析できてますが、
それなりに大手術です。
ヘッドライトが大型のためカットするだけでも時間かかりますし、各ランプの点灯制御などやることが多いので・・・。
C-HRに限らず、こういったCAN制御のヘッドライトが増えてるのでこの先が思いやられますw
とは言え、加工さえ終らせてしまえば取り付けるだけです。
Lo/Hiビーム、シーケンシャル、DRL、クリアランスと全て点灯できるようになります
この瞬間が加工の苦労が報われます
デイライトも強発光となるので、純正DRLよりも明るく点灯します。
あっ、最初からMOPヘッドライトの方も強発光DRL化できます。
元々、欧州版C-HRにあるこの機能が国内向けに殺されているだけなので耐久性等は問題ないはずです。
(殻割なども不要なので、結構リーズナブルです)
テールもMOP用に移植するご依頼をいただいてまして、
ついでにシーケンシャルウインカー加工も実施。
こちらもバックランプとウインカーを組み替えて、シーケンシャル回路組んでの、、、
移植完了です。
これで外観上はGグレードと全く同じですね
ってことで、
この度はご依頼ありがとうございました。