【らいと兄弟】BRレガシィー GENTEX防眩ミラーの加工取り付け
GENTEX製自動防眩ミラーは、
車種問わずわりと頻繁的に取り付け作業させて頂いてますが、

今回は三重県からBRレガシィのGENTEX製自動防眩ミラー取り付けでご入庫。

レガシィに装着する場合は、ちょっと特殊で初めてのケースでしたのでご紹介します


トヨタやレクサスなど国産車の大多数は、このウェッジマウントという方法でルームミラーが取り付けされています。
この場合はそのまま交換取り付けできます

スバルは少し特殊でして、固定部のアタッチメントが異なります。

丸型の変則的なもので、厄介なのがこのミラー、一度外すと再度装着ができません

詳しく言うとミラーアームが樹脂製で一度外すとロック爪がなめてしまうため、再使用不可部品となっています。
なので、原則一度外したら再利用できませんので、原則新品交換となります。
ただ、逆に言えばもったいないので専用接着剤を使って固定すれば再利用できます。
固定には24時間以上の乾燥時間を要します。
デメリットとしては二度と外すことができないのでご理解くださいm(__)m

ちなみに車体側の固定部はこのようになってます。
このような感じなので、
GENTEX製自動防眩ミラーの取り付けは原則不可となります。
なので、これを加工して取り付けできるようにしました


まずはアタッチメントの相違に関しては、レガシィの純正ミラー(下)のアームをGENTEXミラー(上)とニコイチにしてクリアします。

ただ単純にニコイチにもできないので、ジョイント箇所はアルミから削り出して違和感のないように仕上げてます


ここまでくればあとは普通に取り付け可能です

このような感じで無事作業完了です。
今回作業してみて、DIYで取り付けは困難と判断しましたのでご入庫作業限定とさせて頂きます。
あと、今回のBRレガシィはアイサイト未搭載車ですので問題なかったのですが、

上記画像はアイサイト搭載のレヴォーグへ取り付けしたものですが、レガシィの場合はアイサイトカメラとミラーが干渉してしまうため同位置で取り付けはできません

なので、アイサイト搭載レガシィの場合は、

北米仕向けのようにビッグフットボタンをセラミックプリント下部辺りに取り付ける事を推奨します。
北米仕向け動画
http://www.subaru.com/vehicles/legacy/special-features.html
移設した場合への保安基準に関しては、
第29条 窓ガラス 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2010.3.29】〈第一節〉第39 条、3の一により、車室内後写鏡はどこにつけても良いと言う解釈になるはずです。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikoku_039_00.pdf
アフターマーケット用品に携わる者と正規ディーラーでは、根本的に考え方が違いますので、装着を検討される場合は販売店に事前に確認して頂いた方が良いかもしれません。
ってことで、変則的なケースでもGENTEX製自動防眩ミラーをご検討されてる場合はご相談ください。
この度はありがとうございました

では
