昨日のクイズ、ベイズ・ルールという条件付確率論の問題でした。


(A1)

世の中に、男女は半々いるのだから、1/2 と答えそうになるが、
ベイズ・ルールに基づくと、1/3 になる。

子供の組み合わせは、女女、女男、男女、男男の4通りであり、

女の子が1人いることがわかっているので、男男はない。
したがって、この一家の子供の組み合わせは、女女、女男、男女の
3通りのうちのどれかであり、もう1人も女の子であるのは、
このうち1通りなので、その確率は1/3 である。


(A2)

Q1 と同じように見えるが、そうではない。正解は 1/2 である。
上が女の子の場合の子供の組み合わせは、女女、女男しかない。
下も女の子であるのは1通り、つまり確率は 1/2 である。



これの応用。
3つの箱のその中の1つだけが当たりのとき、最初に選んだ箱ではない、
残った2つの箱のうちの1つがハズレとわかった時点で、
最初に選んだ箱と、残った1つの箱を交換するチャンスがあるならば、
交換するべきか?

=>確率が違うので交換するべきとなる


私は絶対交換しない!それで、ハズレたときの方がショック大きいから。

これでは確率論じゃなくて、精神論だ。