今年J1に所属しているクラブサポーターの皆様、是非大宮へ足を運んでみてはいかかでしょう?そこそこ評価の高いコンパクトな専用スタジアムでサッカー観戦を楽しめ、さらに勝ち点3が確実に手に入るチャンスですよ。最低限2ゴールは保証します。
拙な過ぎるパス精度、味方を想いやり過ぎて緩々のパススピードを中盤以下でちんたら横後ろ横後ろと繰り返すだけですので、プレススピードを少しでも上げれば、簡単にボールを差し上げます。スローインなども特に狙い目です。
それでも一応は先制点を取るまで油断せず戦ってください。0対0の状況であれば、選手の集中力や気持ちは保たれております。先制点さえ取れば、あとは簡単にカウンターを喰らわせ放題ですので、そのまま決めるもよし、ファールを誘ってセットプレーもよし、お好きなように止めを刺してください。
試合後半はそこそこのメンバーを揃えたFW陣を無視して、CBの菊地をFWに上げる素敵な戦術を20分ほど繰り返させていただき、中盤を省略してゴール前にボールを放り込みます。にもかかわらず、ボールを触ってこその家長や大剛はピッチに残して彷徨い続けるよう指示いたします。セカンドボールを拾うことは拒絶いたしますので、しっかり跳ね返して中盤を厚くさえしておけば自然とマイボールは増え、カウンターを仕掛ける側のボール保持率が上がるという素敵な展開が繰り広げられます。
また、元大宮に所属した選手の能力が普段より5割増しになり、ポジションに関係なくゴールする確率が非常に高まります。是非、メンバーに加えてみてください。今日の新井選手は惜しかったですね。
ただ、このキャンペーンは年に一度きりですので、既に対戦を済ませてしまったクラブはご容赦ください。しかも、来年同じステージで試合出来るチームは2チームに限られそうですので、今年が最後になります。是非アウェイ側スタンドを埋めに来てください。お待ちしております。
・・・とまぁ、今までは色んな事を我慢して書かないことで自分の中のバランスを取ってきましたが、全てがクソすぎるクラブのサポーターである以上、クラブに寄り添い合わせることが自分なりの「大宮共闘」宣言です。
全ての元凶はフロントにあるし、年末の状況で監督を引き受けてもらっただけでも感謝しかないのだが、大熊さんと同様のテンションで叫ばずにはいられません。
とりあえず3点ほど、自分なりにチームに対してお願いしたいことを、理由と共に列挙してしまいますか。降格覚悟完了した上での提言です。
兎にも角にも偶然に頼る菊地を前線に上げるのは辞めませんか?最低限残り5分を切って1点差負けの状況までは本人も我慢しよう。川崎戦での成功が今の連敗に繋がってしまっていませんかね。
理由はいくつかあるんだけども、菊地大作戦の何がアホらしいかというと、負けたら終わりのトーナメントなら結果が全てで、負けたら明日が無いのでパワープレーも必要だとは思う。だが、リーグ戦は続く。降格してもクラブは続いていく。サッカーの方向性を一つに定めそれに向かって進むクラブを応援することが醍醐味だと自分は思っている。パワープレーに未来は全く無い。例えば、毎日パワープレーの練習をすると決めて取り組んでいるのであれば、前半からラドンと福ちゃんを並べて放り込み続ければいい話。プロとしての魅力云々はもちろん置いといて、理解はできないが納得はできる。
あれだけ嫌われ、千葉でも結果が出ず嫌われている鈴木淳さんに対して、自分が信頼を寄せていた理由は(世界一好きな石原直樹の役割をスーパーサブに限定していたとしても)結局目先の結果に囚われないことへの信念があったからに他ならない。
また、他攻撃陣、とりわけ控えメンバーや中盤に回るFW陣のプライドと責任を踏みにじり過ぎるのも悪影響。いやそりゃ彼らが得点を決めないから悪いという論理もあるが、それなら守備陣が失点しなければ、とりあえず勝ち点1は確保できるという水掛け論、ひいてはチーム崩壊に繋がっていく・・・まぁすでに崩壊しているのがありありと見てとれるけど。
大熊さんのサッカーはその日暮らしで明日どうするかを共有しないままただ来たボールを蹴るだけの90分。技術的なミスを繰り返す選手にも腹が立つがちょっと可哀想と感じてしまう。気持ちが切れているラドンチッチの姿にイラつくが、同様の理由は成り立ってるんですね。
二つ目はどちらかのサイドハーフでよいので労働者タイプ(上下動を厭わず、ボールを引き出せる選手、もちろん守備が第一で絶対にさぼらない。技術は二の次三の次)を起用してくださいませんかね。これがまた適任者が非常に少ないのが致命傷ですが、今井か大輔をサイドハーフで起用して、さらに祥平を左サイドバックに起用して、とにかく守備をイメージして試合に臨んでほしいものです。失点→下を向く→失点→諦めパワープレーのループを見るはうんざりです。簡単な失点だけは避けるようにしてチーム全体とサポーターのモチベーションを保つ0対0の状況を続ければ、少しは以前の大宮らしさ(言い悪いは別にして)を取り戻せるのではないでしょうか。
三つ目は現状のベンチ外メンバーの積極的起用をお願いしたいですね。現状のメンバーは味方選手とプレーイメージが全くもって共有出来ていない。オールスターのような草サッカーがなされていて、味方が何を望んでいるか解らないから、とりあえず自分の得意なプレーをチャレンジする→ボールロスト・・・と僕の眼には映ってます。ハングリーでは無い中途半端なJ1選手たちが揃っていて、さらに市場価格より2~5割ほど高い給料をもらっているであろう今の選手たち、敗北も対して悔しくないように見えます。ならば、技術的に劣っていても、ピッチに立てる喜びを表現し続けるハングリーな若手の方が、余程希望を持って降格することが出来ますね。
あとはズラタンの役割をはっきりさせる(試合中にころころポジションを変えさせない。理由はエースだから)とか、裏を狙える選手(FW)を起用してピッチを縦に深く使おう・・・など細かく上げればきりがありません。が、絞って上記した三つを取り組んだ上で20連敗しても自分は納得しますよ。
とにかく、今日の甲府戦、サポーター歴たった7年程度の自分が見続けたホームスタジアムの試合の中でぶっちぎりのワーストゲームとして記憶されました。これが今年何回も更新されることが無いことをわずかながらに祈りつつも、つぎはぎだらけの過去から至った今の状況を考慮すると、降格確率は100に限りなく近いと感じ、後半45分は貴重な体験をしていると少し笑みさえ浮かべていた自分がおりましたとさ。