出産して、育児が始まりました。


今まで、託児所をしていたこともあり、この分野

は、大丈夫だろうと思っていたのですが、甘かった。



片付けられない主婦が育児すると、更に片付けられなく

なる事を…


だって当たり前。こなす仕事は増えるのだから。



そこで、落ち着いて一つ一つこなして行くことで

自分の中の大丈夫感が、持てるのでしょうが、

持ち前の明るさはどこへやら

千鶴は、どんどん暗く落ち込んでいくのでした。



落ち込み過ぎると、人間周りの事なんか、どーでも

良くなってくるんです。


ひとつひとつの物事に対して、見ているようで

見ていない感覚です。



又三郎の事も当然、興味がなくなって来ました。

となってくると、愛がなかったと

思ってくるんですね。


愛はない、でもセックスを求められると、それを

愉しんでしまう自分が嫌でした。



千鶴が出した結論。


愛はどこにもない。



当然なのですが、そんな千鶴といるとしんどいので

又三郎も、流れのなかで、浮気をしてしまいます。



又三郎の小説は、いわゆるエロ小説だったんです。


なので千鶴に見せるわけにいかなかった

みたいです。


浮気もお仕事のうちと、思ったのでしょうか。



どういうわけか、千鶴は事実を知ってしまいます。


興味がなかったわけでは、なかったようで、

それを知り千鶴は、逆上します。


それに対して、又三郎も逆切れ。


激しい暴力を、千鶴にふるうようになります。



身も心も、ずたずたになった千鶴は、



彼を殺してしまいます。




殺してしまってから、千鶴は大慌て。

「きゃあ~ど~しよう」あせる




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