10月になって、またさまざまなものが値上がりしていますね。
今年の秋分図は2-8ハウス軸が強調されていて、総裁選でも経済対策がひとつの柱となっています。
国はもちろん、地域も企業もそして個人も、現実的にどう暮らすか、どう経済対策するのかということが大事な秋といえるでしょう。
向かい合うふたつのハウスは、お互いの性質を補完します。どちらかのハウスの活動に偏ると、もう一方のハウスの活動が止まりやすいので、意識的にバランスをとる必要があります。
2-8ハウスの活動でいうなら、たとえば貯蓄と投資という対比があるでしょう。貯めて動かさない2ハウスと、あえて動かして積極的に増やそうとする8ハウス。
「必要な分は貯めておき、余裕ある分は投資する」というバランスといえるでしょうか。
あるいは、2ハウスが「自己価値」だとすると、8ハウスは「ビジネス」で、2ハウスの価値を市場に売り込む活動です。
才能や能力を「自分のために使うこと」と「他者との活動に使うこと」のバランスですね。自分の時間や能力を自分のために使うことと、副業して他者のために使うこと、といえるかもしれません。
安定と変容のバランスですね。「いつもの定番」と「新しい企画やプロジェクトにトライすること」を、織り交ぜるのが大事なのでしょう。
どちらのハウスにとっても、共通して大事なことは「安全保障」です。大事なお金をどこにしまっておくのか。どこに投資するのか。自分の価値をどう守るのか、誰と組んでビジネスをするのか。
「信頼できるか否か」
しっかりと見極めて、積極的にバランスを取っていきたい秋です。