蟹座の季節に、意図をどこに向ける? | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

昨日のお昼前に夏至を迎え、夏の三ヶ月が始まりました。

 

昨日の午前中は朝型美人塾の瑠美さんとインスタライブで、夏至の星のめぐりについてお話しましたが、テーマは「意図をどこに向けるか」でした。

 

これは太陽と木星が重なる形で天頂にあることからきています。木星は、あらゆるものを拡大していく天体。そのため発展や成長を「どこに向けるか」つまり方向性を定めることがとても大切です。

 

現在、太陽と木星は蟹座に滞在していますが、これは家庭や地域に意識が向きやすく、それらの発展に適した時期。しかし同時に蟹座は水の星座でもあるため、感情の揺れ動きがいつも以上に大きくなりやすい面もあります。

 

ちょっとした刺激に不安が増したり、逆に喜びが倍増したりと、気分のアップダウンが激しくなりやすいでしょう。

 

その感情の揺れを避けるために、変化に対して無意識にブレーキをかけて「何もしないでいよう」「じっとしていよう」とすると、その無為な時間を木星が成長させます。

 

蟹座の木星をうまく活かすためのコツがあるとしたら、それは「自分自身をその気にさせること」気持ちよく、ご機嫌に、好きな活動に没頭することで、どんどん前向きに取り組んでいけるでしょう。

 

 

蟹座と木星の組み合わせは「育てる力が抜群」のコンビです。しかも、今回の夏至図では、牡牛座の月と乙女座の火星がサポートしており、まるで畑で黙々と野菜を育てるように、コツコツと時間をかけて物事を丁寧に育てていくことが大切だと読み取れます。

 

そのためには、まずは「土壌」となる身体のケアが欠かせません。蒸し暑いと、それだけで疲れてしまいますよね。でも、だらだらと過ごしてしまうと、そのままそのだらしなさが増幅しやすい時期でもあります。

 

なかなかシャキッとできないときは、身体だけでなく、心が疲れていることもあるかもしれません。蟹座は「心の声を聴く星座」ですから、普段は押し込めている感情がふっと浮かび上がってくることもあるでしょう。

 

不平や不満、疲れ、悲しみや怒りなどが湧いてきたときは「どうしたの?」と、優しく寄り添いながら、自分の声に耳を傾けてあげてください。

 

蟹座木星は「過保護な星座」でもあります。こんな時期は、良い食材でシンプルな食事を丁寧にとり、ゆっくりとお風呂に入り、その日の出来事を振り返りながら自分の本音に触れていく。そして、涼しく寝心地の良いベッドで静かに早めに休む——そんな過ごし方が、心身のバランスを整える助けになるでしょう。

 

私たちの暮らしのベースにある「就寝の習慣」や「朝や夜の時間の使い方」のクオリティを高めることで、日々の満足度も上がり、自然と機嫌も良くなるように感じます。

 

蟹座の季節は「気分に流される」のではなく「気分が良くなるように自身のお世話をする」——そんなスタンスで過ごしてみてはいかがでしょうか。