【新月】2024蟹座新月★誰と、どれくらいの距離で、どのように | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

7月6日の朝に蟹座の新月です。11ハウスの新月で、天頂では天王星がチャート全体を牽引しています。

 

今年の夏至図には、中心にあるものが移り変わっていく様子が示されていましたが、早々にそれを促すような新月だと思います。

11ハウスの太陽・月・金星のコンビは一見、平和でのんびりと楽しく過ごせるようにも見えます。しかし火星や土星という凶星がゆるやかにアスペクトを作ることで、ちくちくと棘が刺さるような小さな葛藤を感じることの多い時期ともいえるでしょう。

 

火星の葛藤は焦りや「安全ではない感覚」をもたらしそうです。これまで安全だと思っていたエリアがじわじわと狭まっていくような雰囲気。一方で土星のほうは経済的なダメージをじわじわと与えてくるような感覚といえそうです。

 

どちらにしても、いまの自分に合ったミニマムかつ適切なスタイルとなるように、さまざまなことを見直し、改変していくことが大事な時ですね。



改変するもうひとつのテーマとして、11ハウスが司る友人、コミュニティ、社会的な人間関係がありそうです。

 

11ハウスの領域は、みずからが意図的に参加する共同体。何かしらの「活動仲間」ともいえます。

 

お友達活動、趣味の活動、思想の活動、地域の活動など、いろんな属性に分かれて行う活動であり、通常、私たちは同時に複数のコミュニティに属していますよね。

コミュニティで活動することは、その時にしか生み出せない喜びや楽しさがありますが、同時に難しさもあります。

 

お互いが対等な立場であることを認めて、それぞれの立場や個性を尊重し、しかししっかりと意志をもって参加すると同時に、自由で縛られないことが大切です。

 

強制されるとイヤになってしまうし、非協力的な人がいても成り立たず、みんなの自助的な意識で協力しあうことで、うまくいくわけですね。

そういった友人関係や活動するコミュニティにおいても、これからどうするか……ここに留まるか、離れるか、変えていくのか…という再編成の波がやってきているでしょう。

 

「人と協働しておこなうこと」に、さまざまな思いを投影して、そこに傷つき、また喜びを感じて、自分を顧みるときといえるかもしれません。

 

グループでの活動では、どこかで無理をしていても、のちのちうまくいかなくなるし、かといって理想を掲げすぎると、どこにも所属できなくなるし……ということで、どこにどんな風に関わるのか、というテーマが現れるときだと思います。

 

 

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