瀬織津姫の再誕生リトリート[後編] | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

2日目の夕方に盛岡のホテルにチェックイン後は、自由行動でした。呑みに行くもよし、散策するもよし、ホテルで寝るもよし。ホテルのラウンジで生ライブをやっていて、まったりと飲む人もいました。

 

しかも到着するまで知らなかったのですが、この日は盛岡八幡宮のお祭りの最終日で街中にお神輿と山車が出ていたのです。



これが本当に素晴らしくて、ラッキーでした。しかも人出は多く賑わっているものの、大都市のお祭りほど混み過ぎてもいないので、ちょうどよい感じで見学もできて、お神輿も山車の祭囃子の演奏も目の前で見ることができました。

 

盛岡八幡宮の境内には出店がズラッと並んでいて、さらに和太鼓のライブ演奏会も開催されていました。すごい迫力の演奏を目の前で堪能できて、大満足。

 

その後は神社でたまたま合流したメンバーと焼肉と冷麺の夕飯。盛岡冷麺、めっちゃ美味しかったです。



3日目は再び観光バスにて早池峰神社へ。道中の早池峰の道の駅で地元ワインや早池峰神楽の本を買い込み、瀬織津姫の像前で写真撮影していたところへ、気仙沼在住の男性がひとり合流しました。




この男性がナイスなことに法螺貝を持ってきてくれて、早池峰神社でみんなで参拝しているときに、吹いてくれました。瀬織津姫とアラハバキに届いたでしょうか。



早池峰神社の石碑が立ち並ぶところで、みんなでサークルを作り、そして各々が自分自身ともつながりました。私には「この地へ大勢の人を連れてきてくれてありがとう、愛おしい娘よ」ということばが、この土地の先祖たちから囁かれたような感じがして、泣けて仕方ありませんでした。



最後は丹内山神社。ここはエミシの長であるアテルイが巫女から「このまま戦を続けていったら、やがて死ぬ運命だ」と宣告されて、朝廷からやってきた坂上田村麻呂と和睦を結ぶことに決めた土地とのこと。

 

その後、条約を結ぶために状況したところ、騙されて殺される形になってしまったのはご存知の通り。アテルイを弔うために坂上田村麻呂が建立したのが清水寺ですね。

 

ちなみに私は小学生のときに夏休みの自由研究でアテルイをやりました。まだそれほどエミシの歴史が知られなかった頃に、我ながら渋いチョイスです。



丹内山神社では大岩のあいだをひとりずつくぐり抜けて、無事に再誕生されました(笑)

 

その後は花巻のマルカンデパートへ移動して、バスの運転手さんとお別れの写真撮影。「みなさんに圧倒されました」とおっしゃっていた、地元の東和出身のマジメでイケメンの運転手さんでした。どうもありがとうございました~!!



マルカン大食堂で最後の食事をして、その後は入り口で空港組、新幹線組、延泊組に分かれて解散しました。

 

私の大好きな岩手に全国から大勢の人があつまってくれて、本当にハッピーなリトリートとなりました。みなさま、どうもありがとうございました。

 

あまりにも楽しかったので、また来年も蛍の時期に開催する予定です!!


座敷わらしちゃんと遊びたい方はぜひ、いらしてくださいね。