金環日蝕☆玉置の旅 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

もう1か月以上前になりますが、例の金環日蝕の前日に
玉置山へ行ってきましたえ゛!

大阪からレンタカーでまずは、丹生川上神社上社へ。



元の祭祀場から移してあるので、比較的新しい雰囲気の
神社でした。
境内から見える、元の祭祀場にとても強く惹かれます。

それからどこどこと車を走らせて、ひたすら南下。
お昼前に出て、丹生川上神社に寄って、お昼ごはん食べて
玉置近くに辿り着いたのは、もう夕方でした。
大阪からまっすぐ来ても、4時間半ぐらいの感じです。



途中から山と川しかなく、日曜日だというのに車も
ほとんど出会わなくなります。

ようやく辿り着いた玉置神社サタデーナイトフィーバー



熊野奥宮の幟がはためきます。

駐車場から境内まで20分ぐらい歩いていきます。





本殿ご祭神
国常立尊 伊弉諾尊 伊弉冊尊
天照大御神 神日本磐余彦尊

摂社三柱社
倉稲魂神 天御柱神 国御柱神





白山社には菊理媛命

もっと奥のほうまで見てまわるつもりでいたのですが
途中で雨が本格的に降ってきて、びしょ濡れに…
泣き1

ダッシュで駐車場まで戻りましたが、20分ほどの道。
びしょびしょで戻ったら、駐車場入り口の茶店の
おじさまがタオルを持って手招きしているのに、つい
フラフラと引き寄せられていきました…。

この茶店のおじさまは、玉置の猿田彦
もうひとり、いらした、十津川村のおとうさんとふたりで
いろいろと玉置について教えていただきました。
ありがたい限りです。

翌朝に出直すことにして、十津川村の温泉宿へ。
1か月前なのに、名前忘れました…。



宿からの景色はこんな感じ。
昔話のような雰囲気。

とにかく疲れていて、21時に寝て、朝5時に起きました。
早起きしたのは金環日蝕を玉置山で迎えるためです。

前日に宿の人に伝えておいたら、朝食をおにぎりの
お弁当にしてくださいました。ありがたいことです。

車で再び玉置山へ。
駐車場に着いたら、もう7時25分!!
日蝕は7時34分頃からだ~!! 急げ~!!

登山口から黙々と歩き始めると、ズン…と身体の
深いところに振動のようなものを感じて、ハートが
痛くなり、身体が鉛のように重くなり、それでいま
ああ、日蝕になったのだな…
とわかりました。

日蝕タイム中に山頂に到着。
曇っていたので、肉眼で日蝕が見えました。

しばらくお山のご神気を浴びて、それから
山をくだって、玉石社へ。

この山道は修験道者たちが何度も通った痕跡が
いたるところに漂っていて、神霊体としての彼らと
一緒に読経をあげながら、歩いたのでした。



すばらしい神気に満ち満ちた日蝕の朝。



玉石社 ご祭神 大巳貴命



関西に引っ越してきて感じていることは
人々の信仰した霊性が歴史と土地に色濃く
刻まれている
ということです。

そして、いまだそれを辿る人たちが多くいて
その痕跡を鮮やかに甦らせようとする、
土地と先人への畏敬のような
愛を感じます。



山を降りて、「午後からのPC会議に間に合う
ように帰る!!」という旦那の運転で大阪へ帰る
道すがら、猛烈に眠くなって、爆睡。

2時間ほど経ったところで起こされて、猛烈に
眠いから運転変わってくれ、と…。

眠気を吹き飛ばすため、ヤケクソのように
清志郎聴きながら、大声で一緒に歌って
しかし旦那はピクリとも目覚めず…。

お昼過ぎに大阪に戻ったものの、とても眠くて
仕方ない、玉置の金環日蝕の旅でした。