昨日、ライトは旅行から戻ってきました。
疲れ切っていたのか、

『おかえり、ぽんちゃん。
ライトねー、楽しかったー。』

楽しかったんだろうけど、本当に力無く伝えてきました。
詳しく聞くと、

『雨でねー、ライト美容院(トリミング)行ったばっかりで汚したくなかったから、お外で遊ばなかったー。
ご飯は美味しかったよー。
でも、ママいなくて寂しかったー。』

まぁ、でしょうねぇ。
ライトはママっ子だし、ねぇねじゃ物足りないでしょう。
でもたまには離れるのもいいと思う。
この先何があるかもわからないし、ねぇねに世話してもらうのにも慣れておかないとね。

その頃のタルはというと、ライトとは対照的に雨の中外で遊んでたみたいです。
昨日は会えてないので、楽しかったのかまた聞いてみようと思います。

さて、今日のお話です。
ライトの思う、太陽のお話です。


「あーつーいー。」

『しょうがないね!夏だもん。』

「夏なんてなければ良いのに…。」

『それは無理だよ。
日本は四季の国だもん。
諦めてね。
それにさ、太陽は神様そのものだよ。』

「なんで?」

『よくさー、亡くなったらお空に帰るとか、お天道様が見てるとか言うでしょ?
神様そのものなんだよ。
日に当たらないと、体も強くならないでしょ?
ないと困る物。』

「まぁ確かに。」

『だからね、ライトもよくわかんないんだけど、神様なんだなって思ってるよ。
神様の光だから、大切に思わないとね。
暑いの…嫌だけど、頑張ろうね。』