梅雨時で、思う様に氏神様にも行けてないライト。
少しご機嫌斜めです。
神社行きたいのに、天気が許してくれない。
というのも、氏神様の場所が小高い丘の上。
長い階段を登って行かないといけないんです。
少し遠回りして、長い坂を行くかどちらか。
ライトは最近おサボりで、長ーい坂をママにカート押してもらって行きたいんですよ。
ママだけがしんどい…。
そんなお話しです。
あと、神社に行く時、どこから入るのかのお話も少し。


「ライト歩いて氏神様行ってきたら?」

『なんでー?』

「ママ大変じゃん。
ライトだけ楽するのどーかなぁ?」

『でも、もう暑いでしょ?
道がすごーく暑いんだよー?
ライトの可愛い肉球焼けちゃうよ。』

「でも曇りの日は行けるじゃん。」

『晴れてても曇ってても、カート行けるじゃん。
ライト可愛い子供なんだから、カート乗ってもいいと思うー。』

「自分で可愛い言うな。
神様だって自分で頑張って来る子の方が好きだと思う。」

『そーなんだけどさ。
カートで行くと、正面に鳥居が来てちゃんと参道なんだよ。
それが正しい参拝でしょ?』

「そーだけど。」

『そう!ライトはちゃんと表から入りたいんだよ!
横からズルして勝手口から人の家入らないでしょ?
ちゃんと正面からお邪魔しますしないとだもん。
ほら、ライト賢い!』

「だからって、歩かないのは悪いと思うよ?
ちゃんと正面まで自分で歩こうね。」

『今ライトはカートがいいんだよ。
せっかく買ってもらったんだから、いっぱい乗りたいんだい!』

やはりライトの欲望でした。