ライトは前世で安倍晴明さんにお世話になったそうです。

映画も始まりましたし、今日はライトが見た晴明さんのお話しです。



↓ライトママの書いた晴明さんの話はこちら




「晴明って、どんな生活してたの?」


『晴明さん!!!

ちゃんと晴明さんって言ってくれないと、話さないんだからね!』


「ごめんなさい。

晴明さんはどんな生活してたんですか?」


『まったくー!

晴明さんはそこまで派手な生活じゃないよ。

比較的粗食だし。

お酒は飲む。

でも、そんな沢山飲む人でもないよ。

晴明さんとお酒飲もうって来る客人が何人かはいたなぁ。』


「誰かは覚えてない?」


『うーん。詳しくはわかんない。

あの頃の貴族ってさー、わけわかんない事ですぐ呼び出そうとするんだよ。

屋敷の天井から物音がする、怪異だ!

庭に誰かいる気がする、もものけ(もののけ)だ!

虫だって動物だってあるじゃん。

何でもかんでも怪異にするんじゃなーい!

けど、そういうのも晴明さんいかなきゃ行けなかったりあるんだよね。

ため息吐きながら出かけるんだよ。

どーしても出たくない時はね、「物陰に猫が隠れてないか見てください」ってお手紙書いて使いの人に渡したりしてた。』


「基本は対応してたんじゃないの?」


『だってしなきゃいけないでしょ。

自分より立場のある人だよ?

無下には出来ないよ。

晴明さんはね、いつもお庭の見えるとこにいたんだ。

大体座って季節を感じてた。

春も夏も秋も冬も、移りゆく季節を感じて呪とは?人とは?って考えてたんだよ。』


「ライトなんで知ってるの?」


『だって、いつもいるから気になって、たまにはお散歩したらどうですか?って言ったら、「見て感じる事に意味がある」って言われたんだもん。』






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