◎台北・猫空で立ち寄った茶館からの光景。目の前は猫空バス停です。
こんにちは。渡辺真里子です。
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どうもありがとうございます!
今日の大阪は朝から曇り空。
なのですが、お天気情報によるとなんと湿度は40%台なんだとか!
よく洗濯物が乾くです~。ラッキー♪(*^_^*)
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さてさて、しばらくお休みしてしまった台北日記、再開です。
というか、そろそろ帰って来てからひと月たとうとしているので
記憶の方があやしくなってるかも?
ま、そんなことは気にせず(え?)、さっそく行ってみましょう!
台北2日目はまず迪化街でお買い物を楽しみ、
両手いっぱいに漢方食材やらドライフルーツを抱えて
いったんホテルに戻ったところで
さて、仕切り直し!
今回の旅のメインイベント・猫空(マオコン)でお茶をしに
向かいます。
猫空というのは、台北中心街から南東の方角にある地域で
元々お茶の生産が盛んに行われていたところなのですが、
近年、多くの茶農家さんが兼業で茶館を開くようになり
今では観光農園(茶園?)化している地域です。
…と書くと、なんかちょっと軽い感じがしますが、
ここは台湾茶の中でも代表的な名茶、
「木柵鉄観音(もくさくてつかんのん)」の産地でもあるのですよ♪
こんなすごい茶産地が台北駅から小一時間(それも台北市内)で行けるって
まーなんて台湾ってステキなんでしょ(笑)。
本来ならMRT(地下鉄)で台北動物園駅まで行くと
山の上まで連れて行ってくれるゴンドラがあるのですが、
残念ながらこの時は何年かに一度の定期点検の時期にあたってしまい、
「夢の空中散歩」は断念。。。
少し手前の萬芳社区駅から路線バス(と言ってもマイクロバス)に乗り換えて
山を登ります。
30分ほどバスに揺られて…、
さ、着いた!
私たちが行ったのは火曜日だったのであたりも閑散としてますが、
週末ともなると、台北市内からやってきた車で渋滞するのだそうです。
ゴンドラが動いていない分やってくる人も少ないので、
ゆったり楽しめたことを考えると
案外この日に行けてラッキーだったかもしれません。
しばらく散策してみましょう。
ちょっと歩くとこんなステキな景色が見られます。
台北市街!
にょっきり顔を出しているのは台北101ビル、
手前のお寺は指南宮です。
そして、今回は乗れなかったゴンドラも!
バス道を歩いていると、ところどころに茶畑を見ることができます。
ここはまだ木が小さいので茶葉を摘めるようになるにはもう少しかかるかなあ。
バスの終点をさらに先へ歩いていくと
台北市鉄観音包種茶研發推廣中心(日本語的にいえば、
台北市鉄観音包種茶研究開発推進センター、かな?)があります。
壁のデザインがステキ!ですね~。
中は、いろんな茶葉について解説した展示室があったり、
製茶機械を展示してあったりしました、が、
なによりもありがたいのは
鉄観音茶が給茶器に入れてあって
備え付けのマグカップで飲み放題!(もちろん無料)ということ。
とっても蒸し暑い日でのどが渇いていたこともありますが、
いやーおいしかったです~。
茶産地らしい太っ腹さですな(笑)。
さて、のども潤してひと息ついたところで、
ちょっとバス道から外れて沢の方に下ってみましょう。
「壷穴」という場所です。
実はここが「猫空」の地名の由来、と言われています。
そのお話については
旅の相方・極楽天山さん がこちらの日記 に書かれてますのでどーぞ。
(あ、いえ、別に手を抜いたつもりは…^_^;)
…うーん、せっかくなら
なんかもうちょっとロマンティックな話がほしかったな。。。(苦笑)
*** *** ***
さて、またバス道に戻ったところで
いよいよ茶館に行きますよー。
ぶらぶらっと歩いたところで
高台にあってちょっと見晴らしよさそうなこちらに入ってみることにします。
この日は実は時折雨がぱらついたりして傘が手放せない状態。
通してもらった席は完全オープンエアなテーブル席でしたが、
オーナーのお姉さんがテーブルにビーチパラソル的な傘を立ててくれました。
さあいよいよ念願の猫空での茶会です。
ここでのシステムは、
まず席に座り、お茶をオーダーすると
茶葉1缶(75g)と茶器セット、それに水が入ったやかんを持ってきてくれます。
(写真には写ってないけど右側にあるガスコンロでお湯を沸かします)
茶葉代とお湯代を支払い、あまった茶葉は持って帰れるシステムです。
それにプラスして私たちはお茶菓子を3品
(緑豆あんを固めたものと、スナック菓子と豆菓子)頼みました。
(これも残りは持って帰れます)
しめて590元(約1600円)!安っ!
あとはお店の人もほっといてくれるので
自分たちでテキトーにお茶を入れ、うだうだとすごします(笑)。
いやー、いいねえ~♪
お茶(当然鉄観音)はうまいし、お菓子もなんだかうまい。
そして、ここのお店の飼い猫?も美人。。。
なのに、顔を撮らせてくれない!
うーむ、これが限度か。
なぜか私がカメラを構えると、猫さんは横を向いてしまわれるのでした。
(これを「猫空の猫(マオコンのマオ)事件」という。。。)
そんなこんなで二人して悦にいっていると、
猫空の山の神さまはこんな粋な演出をしてくれました。
虹!!
写真にもきれいに映るほど、とっても色の濃い虹だったのですが
それがまた結構長い時間出ていて
(気づいてからたぶん10分は見えていたと思う)
ちょっと感動モノでした。
この虹、一度完全に消えたのですが、
またしばらくして現れるという、、、
40年以上の人生の中で一番長い時間虹を見たかもです。
(「おお、台湾が私たちを歓迎してくれている!」と
調子に乗ったのはここだけの話(爆))
結局、ここのお店には2時間以上居座ってお茶を飲み続けました。
やかん(たぶん2Lサイズ)がほぼ空になったところで
日もかなり傾いてきたのでお店をあとにします。
バス道をゴンドラ駅の方へ戻る格好でぶらぶら歩いていると、
さっきとは違うところにまた虹が!
再び調子に乗ったのは言うまでもありません(笑)。
*** *** ***
日もだいぶ傾いて暗くなってきました。
お茶でちょっとお腹がたぷつき気味ですが、
ここで晩ごはんも食べて帰りましょう。
さっきの茶館ではマウンテンビューだったので
次のお店は台北の夜景を楽しめる場所のお店に入ることにします。
注文したのは2人前で1000元(約2700円)の
茶葉料理のコース。
これがまた、ハンパなくおいしかった!!
例えば
茶葉炒飯。
どうやらジャスミン茶を使っているようなのですが、
その味加減が絶妙でうまい!!
そしてよくまとまっている!
(私たちの料理の評価は
まず「味がまとまっているかどうか」が基本です(笑))
そしてこれはゆでエビ。
鉄観音茶で香り付けされています。
これもほのかな香りでいい感じ。
そしてそして、猫空ではこの時期の名物だというタケノコ料理。
実は今回の旅の計画を立てているときから
猫空でタケノコを食べるのをとっても楽しみにしていたのです♪
鶏肉と炒めてあるのですが、
ここにもちゃんと茶葉が使われていていい香りをプラスしていました。
そして、私が一番気に入ってしまったのはこれ。
おいものてんぷら。
食感と色はかぼちゃみたいだけど味はさつまいも、という感じのおいもを
フリッターのような衣で揚げてあります。
もちろん衣は茶葉入り♪
意外にさっぱりしていておいしかったです。
これらのほかにデザートもいれて全部で6品。
茶葉を使った料理というと
どうしても茶葉の味と香りが強く主張している印象があるのですが、
ここのお店のはどれもほどよい感じでまさに「上手」なお料理でした。
もう、食べながら何度「上手!」と叫んだことか(笑)。
ボリュームたっぷりで全部食べきれなかったのが残念でしたが
(特に、てんぷらは半分ぐらいしか食べられなかった)
いろんな意味で大満足の夕食でした。
ちなみにこちらのお店は
ゴンドラの猫空駅近くの「四哥の店」。
極楽天山さんが事前に調べてくれていました。
あとでネットで見てみると、
1階の茶荘が経営しているお店なんだとか。
(レストランは2・3階)
茶荘に寄ってきてもよかったなあ。
こうして猫空を満喫した私たちは
雨の中バスに揺られて再び下界に戻り、
夢から覚めたような感じでホテルまで戻りました。
…とかいいつつ、ちゃんと足裏マッサージのお店に
寄り道しましたけどね(笑)。
さて、翌日は茶器を買いに行きます。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
malico
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