このところ、急速に『オラクルカード』が気になってきていました。

 

私は元々占いは好き(嗜む程度……とも言えないほど、僅かに触れた程度だけれども……)ですが、どちらかというと西洋占星術や四柱推命といった、命術タイプの占いにより興味を寄せていたんです。

何故かというと、私がオカルトやスピリチュアルに触れる一番の目的が『この世の真実、裏設定』を探ることであるためです。

命術系の占いの、現代科学では観測できない法則性により人々や世界の運命や素質が定められている……のかもしれない、という点に惹かれているのです。

ですが卜占系に興味がないというわけでもなく。子供の頃、雑誌の付録として入手した大アルカナタロットカードデッキは今でも実際に使っています。愛着もあるし、信頼しています。なので、新たな『実際に使うタロットカード』は今でも新規購入できずにいます。

 

そんな感じなので、オラクルカードもほどほどの興味しか持っておらず、ましてや購入は検討していなかったのですね。

それが何故今になって気になり始めたのか。正直切っ掛けは分かりません。霊的存在さんたちのお勧めを受けているのかな?程度に考えています。

 

 

 

……しかし、買っちゃったわけですよ。

気になり始めたきっかけは確かに探れませんが、購入に踏み切った切っ掛けははっきりしています。母の発言です。

ある日、母が「友人の付き添いでオラクルカードの鑑定を受けた」「あんたもやってみたら?」と言ってきたんですね。

母はこれっぽっちもスピスピしていません。神社参拝は好きですが、不可視の存在へのめり込むことへの忌避感が非常に強い。無神論者というわけではなく、カルト宗教を非常に警戒しているといったニュアンスですがね……そして、その点に関しては私も同感です。

要するに特に占い好きではなく(ちなみに私が占い等のオカルト好きなことまでは知っています……こんなのめり込み切ったブログを書いているとは知らないはずですが)、オラクルカードという言葉を知っているかも怪しい母の口からこんな言葉が出た。

これは、相当強烈に見えない領域からお勧めされているな……?と何となく感じ、購入を前向きに検討し始めたのです。

 

ともかく、オラクルカードは絵で選ぼうと思っていました。

漫画を絵柄を理由に食わず嫌いすると後悔することは『ジョジョの奇妙な冒険』あたりで痛感したので、漫画などエンタメ作品を鑑賞する際には絵柄を重要視しない方針なのですが、占いカードとなれば話は別。絵もコンセプトもどっぷり陶酔できるものが良い。

 

なので、これは!と思うものがなければ購入はしないつもりでいました。

ネット通販もあるけれど、できれば自分で手に取って選びたい……そう思って、数種類のオラクルカードを置いている書店に赴きました。

 

 

 

そしてこの書店で、使いたい!占いたい!と思えるカードに出会えました。

 

 

ウィズダム・オブ・ザ・ヒドゥン・レルムズ・オラクルカード。

購入後に調べて知ったのですが『魔法の王国オラクルカード』として親しまれていた名作カードの新版だったのですね。

 

 

 

カードは絵で選ぶ!と言っておきながら、購入の絵柄は決め手ではありませんでした。

絵柄も好きですよ。こういう『美しい方向に写実的、かつ幻想的』な絵柄はとても好き。漫画と絵画だと画風の好みはいくらか違うんです。

決め手は……『世界観』です。

まずタイトル、ヒドゥンレルムズ=隠れた領域、という深淵な、艶っぽい幻想を感じる単語がまず良い。

そしてカード名(ガイドブックが見本として店頭で閲覧できました)。

想像の網の紡ぎ手、季節の姉妹、稲妻の貴婦人……どれもこれも、ときめきが止まらない私好みの幻想の味。たまらない!!!

それと、正位置と逆位置の概念があるカードだったので、甘くきらめく言葉だけではなく忠告も貰えそう(対応メッセージの幅が広そう)というのも購入を決めた要因でした。

 

動物好きとしては『アニマルキンオラクルカード』も同じくらい気になったのですが、まずは一つだけ買って慣れてみようと考えこちらのみ購入しました。

 

 

 

占いグッズなのだしまずは浄化した方がいいのかなぁ、と水晶クラスター(水晶妖精きよらちゃんのお家)の上にしばらく置き、その間にガイドブックを読み、こんなカードがある、とまず意識にインプットする(≠暗記)。

 

初占いのテーマは『特にジャンルを絞らず、高次元の方とか潜在意識が私に伝えたいこと』としました。

実は霊的存在の方々との交信がカード購入の主目的だったりするのですが、それはおいおいやっていくとして、まずはざっくりした啓示から。

 

 

 

そして1枚引きの結果出たカードが……

 

 

ささやく精霊(聖なるガイダンス、英知):正位置(協力者)

 

 

 

……カード名からしてもう、このブログで書いている内容まんますぎて笑えてきました。

もっと『スピリチュアルに現を抜かさずに地に足を付けて将来を考えろ』的なお叱りが出るかもなぁと思っていたもので……こんな肯定的で良いの?本当に?との気持ちすら湧いてきました……。

しかもリゲルさんっぽいフクロウもいるしね(リゲルさんは白と銀のフクロウ)。

 

これからもマイペースにオラクルカードを扱っていきたいですね。

また面白い結果が出たら備忘録としてブログに載せていくかもしれません。