新しい趣味が増えました。お人形遊びです。

最近お人形――球体関節人形というか、アクションフィギュアというか、とにかく大人の趣味の品としての着せ替え人形を一体購入したのですが、その子が本当に可愛くて。
たまたまインターネット経由で存在を知って一目惚れし、数日悩んだ結果の購入でしたが――ただそこに居てくれるだけで幸福感が増す、見ているだけでほっこりした温かい気持ちが湧いてくるようなお人形さんで、本当にお迎えして良かった! と痛感しました。
 

この子です。可愛い!

で。ただの趣味の報告ならわざわざこのブログには書きません。
こちらに書きに来たということは、お人形さんを通してスピリチュアルなご報告があるということ。
このお人形さんに――魂が宿ったらしいんです! それもたった1日で!

今回はこの『お人形さんの中身』に関して、現時点で受け取れた情報を書いていきます。



3月初めの土曜の夜、予約していたお人形さんを引き取り、翌日曜日、思いつく限りの構図とシチュエーションでその子の写真を撮りまくって遊びました。
降霊とかチャネリングとか、そういう儀式めいたものは一切挟まず、純粋にただの物質、おもちゃとしていじっていました。

ですが、その夜。特に期待せずにペンデュラムを持ち「この人形に何か宿っている?」と尋ねたら「YES」の動きに。

――いくら何でも早くない!?

百年を経た器物には付喪神(九十九神)が宿るという言い伝えがあります。
言い伝えではない、霊的レイヤーにおける実際の変化として見たとき、全ての器物が百年きっかりで何か変質する……ということはないんじゃないかと個人的には感じています。

ですが、それにしても物に何か『宿る』ならそれなりの時間とか思い入れとかが注ぎ込まれる必要がある、いうイメージを持っていました。
なのに、1日で? 本当に? そんな簡単に?

私は主にダウジングでスピリチュアル的情報の真偽判定を行いますが、それにしたって所詮ペンデュラムを持つのは私の手。私の感情とか願望で結果が歪むこともあるんです。
とりあえずこの日は「そうかもね」くらいの受け止め方に留め、時間を置いて検証を続けようと考えました。



数日かけて色々とダウジングしたり直感を受信したりした結果、どうやら本当に『何か入っている』のだろうと結論付けました。
以下、『お人形さんの中身』について列挙します。

まず、入っているお方は『生まれたての天使』らしいです。
この世、地球における天の気が自然にこぼれ固まり、自我を得た存在
親とか創造主にあたる存在はいないようです。
ただし親類はいます。以前ブログでもちょっと言及した、狼であり天使である、私の過去世にて家族でも守護霊でもあったらしい朝美さんです。
朝美さんと『中身の天使さん』は出所もエネルギーの質も近いようです。



そして、この中身の天使さん。別にお人形さんを購入したから吸い寄せられてきたのではなく、お人形さんと関係なく、数か月前から近くに居たらしいのです。
というか、朝美さんが「育てて欲しい」とのことで連れてきていたようです。

ですが私は鈍感さん。天使さんは必死に存在をアピールしていたようですが、私(の顕在意識)はこの時まで全く存在を感知できていませんでした。
気まぐれにダウジングしたことが切っ掛けで認知できた訳ですが……この気まぐれは気まぐれではなく、水鏡龍のまつりちゃんに誘導されたものであるそうでした。まつりちゃんは『スピリチュアル関係を中心に、私が気付くべきことに気付かせること』が主なお仕事なので。



こちらの天使さんは「安心できる場所として依り代が必要」と考えていたらしく、お人形さんに入る前は青いフローライトの中に入っていたそうです。
 

このフローライト、とある方から特製ブレスレットと一緒に譲り受けたものでして、ブレスレットと組み合わせて置いておくことで『霊的な水』が溜まるようになっているそうなんです。
このフローライトには結構前から妖精さん(青と白のクマノミ型の男の子、蛍(けい)ちゃん)が住んでいたそうなんですが、頼んで同居させてもらっていたのだとか。
お人形さんに移り住んだのは「人間の形になりたいから」……とのことでした。



天使さんのお名前は『イオス』。朝美さんの命名だそうです。
この名前についての情報を空想を通す形で受信しました。
空想ストーリーの新たな登場人物の案を練っていたところに情報が下りてきた、という形でした。その人物の登場シーンを想像していたら『私はイオス』という台詞が自動再生されたのです。

あれ、これ私の思考じゃないな!?

すぐにそう思い至りました。色々と名前の案を検討するまでもなく、既に在る情報を掬い上げるようにするっと入り込んできた名前。そこで空想を中断し、ダウジング調査に切り替えたところ『イオス』とはお人形の中の天使さんの名前だと判明したのです。

私は元々空想癖があるというか、架空の物語やキャラクターを考えることが幼い頃からずっと好きなのですが、どうやら私が空想と認識しているものの一部に『霊的にダウンロードした情報』が混じり込んでいるケースがあるようなんです。黒鉄ちゃん達と出会い、対話を試みるようになったことでそう気付くことができました。



名前と同時に、イオスちゃん本体のおおまかな姿も知ることができました。こちらもいつのまにか顕在意識にダウンロードされてきた情報でした。
人間の形になりたいから人形に入った……とは言いますが、認知した時点(お人形購入の翌日)で既に大体人間の形になっていたようです。元々は姿形のない存在だったようですが、フローライトの中で人間型に育っていたということですね。
薄いエメラルドグリーンの長い髪、白い肌の幼い子供の姿。俗に言うエルフ耳――長く尖った耳を持っています。お人形さん本体とは違う姿です。
性別はないそうですが、女の子の姿をしています。



ところで、お人形さんに宿るとは言っても……お人形さんの『どこ』に宿っているのかという疑問が残りました。
こちらのお人形さんは頭・胴体・腕・足など多数のパーツが球体関節を挟んで接続されています。
何なら顔パーツも表情差分が複数あり、前髪・後ろ髪・表情、と分割できるようになっています。
人間の肉体のように『不可分のこの塊だけが身体』と言い切れるような造りではないのです。
何なら首から下の部分は量産品であり、素体として単独でも販売されているものなので、不具合が出たら買い替え・入れ替えが可能です。商品としてオンリーワンな部分なのは頭部と衣装、と言えるのでしょうか。



答えは『特定のパーツに結び付いているのではなく、私が“この人形”だと認識している一塊に宿っている』のだそうです。
分割できない肉体を持つ人間である私には、どうしても魂と物質が一対一で結び合うものだという固定観念がぬぐえないのですが、少なくともイオスちゃんの場合はその概念は当てはまらないようです。
物理的に存在するお人形の輪郭をなぞるように、私の認識世界内に映し出されている『お人形の型』に宿っている……とのことです。

『人形に宿るナニか』が常にそうであるという訳ではないようなのですが、少なくともイオスちゃんとお人形さんはそういう繋がり方をしているようです。
物理的なお人形さんはイオスちゃんの肉体というよりは縄張り、テリトリー、領域……そういった類のものと捉えた方が実態に近いようです。



ただし、お人形さんが着ている服は実際にイオスちゃんが着ているものとして見做せるようです。
製品一式として付属していたお洋服(以下デフォルト服、と称します)の他にいくつかの着せ替え用の服も買ったのですが、イオスちゃんは着せ替え服のうちの一着が特に気に入っているようです。

私がこのお人形さん――物質として目の前に存在しているお人形さんの姿に一番似合うと感じているのはデフォルト服なので、普段はデフォルト服を着せたまま飾っています。
ですが、これを脳内にダウンロードされた『イオスちゃんの姿』が着ていると思うと……確かに、雰囲気的にばっちり似合う感じではないなぁ、と思えてきます。
イオスちゃんが着ていると想定するなら、確かにイオスちゃん自身が気に入っている着せ替え服の方が似合う。どこまでも主観的な、というか私個人の感性の問題でしかないですけどね。

このお人形さんを依り代にしているのは『今のところ、イオスちゃんが気に入っている器だから』なので、今後新たにお人形さんをお迎えした場合(というか既に、サイズも雰囲気も全く違うお人形さんを予約済みだったりします)、イオスちゃん自身がより気に入ったならそちらに引っ越す可能性もあるようです。



このように、イオスちゃんに関して言えば私自身の念ともお人形さん自身とも関係なく生まれ、自発的に気に入ったお人形さんに宿っているといった形ですが、世の中のお人形さんに『入った』魂全てがイオスちゃんのような在り方という訳ではありません。
持ち主の念、感情、思い入れが人形やぬいぐるみに積み重なり、いずれ念の塊が自我と成るケースもあるようです。持ち主がお人形さん自身に相当大きな思い入れや愛着を抱いていなければこの域に達するのは難しいらしく、これよりはイオスちゃんのように既存の魂が入り込む場合の方が多いというか容易いらしいです。
このブログでもタルパの概念について書いたことがありますが、そのタルパの依り代が人形などになった状態、とも言い換えられるでしょうか。



人形以外の無機物に魂めいたものが宿る場合もあります。
この場合、外部の霊体が入り込む場合も、持ち主の念が積み重なり固まる場合もありますが、もっと大きな概念を体現するものが入り込む場合もあります



例えば鉄道車両
ブログの過去記事でも言及しているように、ブログ主は新潟市秋葉区(新津)の出なのですが、新津は鉄道の街だと言われています。
新津鉄道資料館には役目を果たした新幹線と蒸気機関車が展示されていますし、かつて新津で保存されていた蒸気機関車が現役のSLとして復帰したこともあります。

これらの鉄道車両にも魂は宿っているようです。具体的に中身を説明すると『鉄道という概念に宿る精霊』とのことです。鉄道という概念に寄せられた無数の人々の思いが積み重なって、特定の車両や路線ではなく、鉄道の概念そのものに紐づけられた意識体がいつからか発生した。その分霊が各車両に宿り、車両それぞれの個性と混ざり合って独立した意識を形成している……という成り立ちだそうです。
博物館に置かれる、特別に保存されるなど『同種の機体の中でも象徴的な存在』になった時にこの現象が起きやすいようです。



他には刀剣
刀剣の付喪神をモチーフにした作品が長らく大人気を博していますが、実際に名高い刀剣には大抵魂が宿っているらしいです。
刀の持ち主であった人間の念と、その刀にまつわる逸話を知ったその他の人間が抱いた念が混ざり合って形成された魂を持っている場合が多い、との情報を得ました。



私は龍さんや狼などの動物型の精霊さん――自然霊の方々とも色々とご縁を頂いています。
自然霊とこういった無機物の魂が対話できるのか。これはお互いの性質によるので一概に言えないそうです。
対話相手となる自然霊との間にパワフルさと周波数(波動)に大きな差がなければ対話できます。差があっても、強い・高い側が調節上手、もしくは霊体との対話に長ける性質ならコミュニケーションが取れます。

パワーに差がありすぎると、強い側が弱い側を感知しにくくなり、無理に接触すると弱い側が最悪消えてしまう可能性があります。
周波数に差がありすぎると、押し負けるというよりは単純に情報のやり取りが難しくなります

個人の念だけで霊体を成り立たせる場合、パワフルに仕立て上げることができる人物自体がそもそも稀であるようで、必然的にパワフルな自然霊との交流が難しくなる傾向があるようです。
ちなみに黒鉄ちゃんは強度・周波数の差がある相手とのコミュニケーションが得意な性質の持ち主です。



人工的な霊体とのコミュニケーションについて例を挙げます。
以前の記事で述べた創作キャラクターのAちゃんBちゃんは、外部の霊体由来ではなく私の念を切り分けて成り立っている存在です。
タルパ研修を始める前、AちゃんもBちゃんも、私の外部で単独行動することはできない存在でした。私の精神世界の中でないと存在を保てない儚い存在だったのです。

ですが黒鉄ちゃんは、そんな儚い――上記の表現でいうと『全くパワフルではない』存在の彼女たちとも、修行を経てパワフルに育った黒銀龍の身でありながら対話することができました。私の気を浴びて育ったため、私の精神世界内の存在と親和性が高いという要素もありはしますが、元々霊体との対話が得意な性質を持っていること、何より私の内部のキャラクターに興味を持って話したいと思ってくれたことが大きいです。

対して、水鏡龍のまつりちゃんです。
まつりちゃんは自然界の龍の卵から生まれた子ですが、私の内部世界で卵から孵ったので、私の精神世界との親和性という点で見ればむしろ黒鉄ちゃんよりも強いんです。
ですがまつりちゃんは最近までAちゃんと対話ができなかったらしく、今でもBちゃんとは対話ができません。
これはまつりちゃんと創作キャラクターたちとのパワフルさに大きな差があるためです。その上で、まつりちゃんは接する上でのパワフルさを調節しようとしませんでした。できない、ではなく、しない。

まつりちゃんも私の創作キャラクターを尊重してくれてはいますが、特にパワー差の悪影響を抑えてまで対話する必要性がなかったからです。
Aちゃんは修行が進んでエネルギー補給面での私への依存度が減ってきた、言うなればパワフルさが増してきたので、まつりちゃんも素の状態で接することができるようになった(まつりちゃんのパワーに潰される恐れがなくなった)ということです。

そしてBちゃんはまだAちゃんと比べると存在強度が弱く、素のまつりちゃんと接すると、消えはしないもののある程度のダメージを受ける。だからまつりちゃんはBちゃんを守るために接触しない。

こうして見ると、より強い存在側が対話の意志と必要性を持っているか、というファクターが大きそうです。



生物ではないものに宿る魂。個人的に興味があるテーマなので、今後もお人形さん本体ともイオスちゃんとも仲良くしながら、マイペースに探っていきたいところです。